絹糸のしらべ

一絃の琴、きもの、文学etc…日本人のDNAが目を覚ます・・・

はやね、はやおき、朝ごはん

2006年07月08日 10時37分28秒 | 子ども
前の記事で書いた「陰山氏」が提唱しているのがこれです。
「はやね、はやおき、朝ごはん」
こんなこと、いまさら言わなくても、って思いますが
わざわざこれを文科省の家庭教育の指針みたいにしているところをみると
いかにそれが行なわれていないか、またそれによって出る弊害が多いか
ということなんでしょうか。

この3原則と並び合わせていつも言われるのが
朝ごはんをとった子どもの方が、とらない子どもより成績が良い
というデータ、であります。
?成績上げるために朝ごはんとったほうが良いって?
そういう方面から攻めますか。。。
規則正しい生活が、成績アップのためなんて、ちと侘しいですぞ…

陰山氏なきあと?初等教育は・・・

2006年07月08日 10時26分03秒 | Weblog
少し前に、日経新聞の夕刊でこの方のコラム(聞き取りのようですが)が
連載されてました。
いまや百マス計算は知らないものがいないほどの物になりましたが
もともとの考案者は、この方ではないようで…
改良して成功したのが陰山英男さんなわけですね。
(ご本人もそうかいておられます)

この方のHPで掲示板があるのですが
最近私はみにいっておりませんが、ここに書き込みしてくる保護者の
方々はすごかったです。もう、教師顔負けの家庭学習であります。
中学入試などに向かう方々とはまた違うようにもお見受けしましたが
どうなんでしょうか。

陰山氏はいわば「公教育の星」ともいえる先生だったと思いますが
いまは4月開校した立命館小学校の副校長でかつ立命館大学教授と
なっておられます。
新聞のコラムではやはり、立命館小学校でどれくらい進化した授業が
可能か、というようなことも書かれていました。

前任の「土堂小学校」もいわば肝いりのモデル校で
地方の財政難の公立校とはちがったかもしれません。
しかし、公教育でもやる気になればここまでできる、
ということを実践して見せた、という点で大きな意味があったと思います。

百マス計算にしろ、斎藤孝の音読のすすめも
かつてデスクワーク中心の学校教育の中では「普通」にできていたことで
何も特別ではないと思うのに、こんなに騒がれたり重視されるのは
やっぱり現状がまずい、ということの裏返しなんでしょう。

予算のない自治体の教育でも、充分に学力はつけられる
そういう公教育の実践が望まれると思いますが、どうなんでしょう。
。。。そのためには、やっぱり「人」=教員の資質が
重要な要素になってくると思います。

ひととおり終了

2006年07月08日 00時58分27秒 | ボランティア
昨日の午前で、学級文庫に入れる本の整理ができ
(分別シールなどを貼り)各クラスに持って行きました。
はあ~~、これで選書、購入、整理、搬入と
図書に関しては大仕事が終わりました。
(良かった、よかった)
夏休み前には子どもたちの手に届くよう、がんばったかいが
ありましたわ。。。

あとは、各クラスのぼろぼろ図書の修理と
朝読書の読み聞かせにぼつぼつ行けばいいということで…
ほっといたしました。
これ、毎年続けていくわけですが、私が卒業したら
次引き続きやってくださる人を見つけとかないとね~~~
まあ、私のようにおヒマな人はいないかもしれませんが…

よく後になって「これこれをしておけばよかった」という話がありますが
私は最近になって、学生のときに司書の資格を取っておけばよかったと
思うようになりました。
うちの学科では、ほぼ全員が教職をとり(文学部ですが)
そのうちの3分の1の人が同時に司書の資格を取っていました。
教員の免許だけを取った人は教員になり
両方とった人は、司書になっていきました。
みなさん、とてもまじめな勉強家の方ばかり。
私はとても夏休みの何週間か講義に出る気持ちには
なれませんでしたが、それに出さえすればとれたのになあ、と
いまになってちょっと後悔しています。

それは、これから司書として働きたいということではなく
この資格があると、ボランティアで学校の図書関係のことを
する場合、仕事がやりやすいからです。
(って、別にそんなにシャカリキになることないんですが)