ふくちゃんの絵日記

バイク等での旅行記や、日常生活で感じたことを、絵(写真)に描けるものは描き(添付)絵日記風にしたいと思います。

☆溶接で思ったこと

2013年07月03日 | 日記
 おもてなしで「焼肉」をするにあたって、機材の提供を申し出た。
 10人に余る人数であることから、私の所有する焼肉用の機材では間に合わない。
 思案していると、バイク仲間のOさんから「プロパンボンベで造ってはどうか」という提案を頂いた。
 そして、ボンベを縦割りしたものを提供された。
 私は”工作”が好きで、大工道具・電気工事用工具等を所有している。
 七年程前に”溶接で欲望を満たしたい”という事で、溶接機なるものを購入した。
 そして今回、私にとって大掛かりな金属加工(焼肉コンロの製作)を開始した。
 私の所有する”溶接機”は半自動式というものらしい。
 引き金を引くと溶剤(溶接棒)が自動で繰り出される仕組みになっている。
 しかし、昨日(7月3日)故障したらしく、動かなくなった。
 メーカーに連絡し、修理の手配を整えたが、溶接機なければ目的のものは完成しない。
 Oさん(前記)に相談すると「私の使えば・・!」ということで借用した。
 電気溶接と云うのは電気の火花で出来た高温で溶けた鉄材(溶接棒)の周囲にガスが包み込むことで出来ることらしい。
 以前、「東京スカイツリー」の建築ドキュメンタリー番組を見たことがある。
 その時「通常は、工場で造作したものを現地で組み立てると云う工程で進捗するが、この工事では現地で”溶接”する」こともあったらしい。
 問題になるのは「風」であったと、記憶している。
 電気火花で溶けた鉄材の周囲に”ガス”が形成されなければ電気溶接は成り立たない、と云う解説であったと思う。
 私は今日、視た。
 何と言うか、電気火花で溶けた溶接棒の溶剤が、何かに保護されながら、接合しようとしている部材に吸い寄せられる様を視たのである。
 この(Oさんから借用した)溶接機には、アースは「マイナス」に、溶接棒をクリップするコードは「プラス」と表記されていた。
 「電気はプラスからマイナスに流れる」と云うことなのか?と思った。
 そして、私は電気溶接と云うものは、電気をショートさせることで成り立つと思っていた。
 即ち、常に溶剤(溶接棒)を直接、接合しようとする部材に接触して成り立つと考えていた。
 しかし、最初の火花で溶接棒が溶け出し、接合しようとする部材と溶け出した溶接棒の”鉄”が周囲のガスに守られながら整形していることを確認させてもらった。
 この事で、ドキュメンタリー番組での”ナゾ”充ちた私の疑問が、解消した様に思う。
 私の所有する溶接機が故障しなければ、発見(確認)出来なかった事象であった。
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