試運転にまでこぎつけた自作の「プロペラ式の風力発電機」(写真・左)である。
ささやかな風を受け、ゆっくりと回っている。
風上に向ける”方向舵”は、有り合わせのベニヤ板を、仮に装着している。
そして、支柱と方向舵の間にある”物体”は、バランスをとるための仮のウエイトである。
写真・右は、強風時にプロペラを上に向け、高回転から破損を防ぐ為の工夫で”仰・俯角”を調整する為に付加したナットである。
どの程度の風力で、上向かせるか?の調整は、支柱と方向舵の間に設置する「ウエイト」と「仰俯角調整ナット」で行う計画である。
しかし、あくまでも頭(架空)でのシミュレーションで、実践的な検証は出来ていない。
有効か・無効か、有益か・無益か判らない。
でも!楽しくはありませんか・・!?
”無くても良かったか!”と云うより”よっしゃぁ!ええじゃん!!”と、感動を得る方が心地良いではないか・・!?
この発電装置を造って、驚きをもって、知ったこと!
それは、方向舵の働きである。
プロペラを回転させる風力に負けて、方向を変えてしまうのではないか?と、思っていた。
しかし、この程度の(大きさの)”方向舵”で、風向に正対させているのである。
もっと大型にしなければ!と、思っていたので意外であった。
写真・右で、確認出来るが、建築用足場単管内に収めた”自転車のハブ”は、風向きに順応させる”ビアリング”の代用である。
ハブの径と、単管の内径に差があり、鉄の平板を加工し、異径を整合させている。
流石・自転車のハブである。 スムースな動きをしている。
なお「風杯型風力発電機」は、明日(9日)現地での試験運転を行う。
LEDランプも試験用に装着した。
風杯が風で回って「やった! 回っている!」を実感し、LEDランプが点灯して、その機能の有効性を検証する。
乞うご期待・・・!!