ウォーキングの道すがら”セミ(クマゼミ?)”の終演を観た。
そして、思った。
「セミの一生は、大部分を土の中で過ごす・・・」ことを・・・!
5〜6年間、土の中で過ごし、土中から出て”羽化”する。
羽化する姿を観察する為、早起した事がある。
楠木の根本から這い出て、1m程の高さまで至った。
そして”殻”を破り、ゆっくりとした動作で殻から這い出る。
”生命の神秘”を、垣間見た感じがした瞬間であった。
何かしら・涙が出たことを思い出される。
話を元にもどして、セミ・本人でなければ、理解できないだろう”一生”の事を考えた。
真っ暗な・景色も・何の変化もない”土中”で、6年にも及ぶ生活に耐え・偲んで”樹木”を頼って”空気”に触れる。
殻から脱皮し、羽化するのである。
羽根が乾き、空中に飛び出す・・!
そして、一週間の間の生存で・伴侶を見付け、子孫を残す・・!?
率直に・私は嫌やなぁ!と、思った。
何が楽しみの”一生”や!と・・・
閉ざされた”土中”では、他との接触もなく・ストレスは無いだろう!?
だけど! その事に耐え、羽根と言う空中を飛ぶ武器・特殊な能力を得る。
そのj自由行動が出来る期間が、一週間という・・?
土中で制約された時間に対して、羽根を得て自由にに飛び回れる時間の対比が哀れに思ってしまうのである。
”セミ”に聴いてみなければ判らない事である。
だけど・聞く術はない。
ウォーキングから帰って、セミの一生を!調べた。
5〜6年間・土中に居て、羽化し・その一生を終える。
”羽根と言う武器を得て、一ヶ月の間に、種族繁栄・継承の生活を勤しむことが判った。
そう! 羽根を使って飛び回る時間は、一週間でなく・一ヶ月間である事を、改めて知った。
それにしても、暗闇(土中に居る)の時間:自由に飛来・行動出来る時間=72:1 ・・
比率では判断できないだろうか?
それにしても、土中での生活時間に対し、羽根を得て自由に行動が許される時間が、余りにも短いのではないかと、思ってしまうのである。
セミの人生である・・セミでないので判らない・・?
色んな一生が、あるんだろう!
今日のウォーキングの結果は、歩数:16,000歩 距離:12Km 時速:5.5Km/時 時間:2時間