1997年の一年間に亘り放映された「毛利 元就」の思い出(日記)である。
此の時期(時代)、ふくちゃんは「単身赴任」で頑張っていた。
やり遂げなければ成らない業務は多岐に亘り、責任を一身に背負う?モノであった。
ストレスは、たまる・・
楽しみは、日曜日に放映されるNHK番組の「毛利 元就」であった。
困難を解決する”その姿”に、憧れを持って見ていた。
我が身の明日ある”問題”も、解決出来る様に思わせる、そのストーリーに”理想の私”を置いていた。
ストレスの解消(軽減)のため、熱中して様である。
そして、一年間の放映も終了した。
「もう一度・観たい!」との思いが残った。
「毛利 元就」と言う”映像(DVD)"の存在を知り、購入の為にNHKの通販会社に”会員登録をした。
そして、購入したのが、今日の絵日記の絵(写真)のDVDである。
当時の・単身赴任地では、DVD再生が出来る機器が無く、自宅に(DVDは)置いたままであった。
その後、業務内容や・勤務地の変更があり、その存在(購入したDVDの)も忘れていた。
当時・放送されたTVのストーリーは「戦国時代」の戦闘場面で、何処の城を取った・取られた!が、主体との感想であった。
しかし、DVDが出てきて再度・鑑賞した。
永井 路子「山霧」「元就、そして女たち」が、原作であることを認識した。
放映当時は、我が身に起きる”問題”と、戦に打ち勝つ・そのストーリー性に、憧れを抱いていた様に思う。
短絡的・・・
再度・鑑賞してみて、その”読書感想文”は、変わってきた。
夫である”元就(etc)”を支える妻たち”の戦い!”でもあったと、思い直された。
それにしても、(此の映像で観る)80歳にして”子を成す主人公の”エネルギーに、驚きを持って歴史を知った。
そして、生きて行く為に「命のやり取り(合戦)」をしなければ成らなかった時代が、あった事を考えなければ成らないだろう・・・
等と・思いの深い再鑑賞であった。
少々・寝不足ににも陥った数日でも、ありました。