明日は金曜日で、普段なら・Soさんと”カラオケ”を楽しむ日であった。
しかし(明日は)運転免許証の高齢者講習の日としている。
痴呆に進展があれば”運転免許証”の返納に繋がる。
運命の日でもある。
プレッシャーに負けるな!との思いから、Soさんを誘って、カラオケに行くことを思った。
「(Soさん)今日の御都合は・・? よろしければ、お迎えに行きます」と、電話を入れた。
快く「宜しく・・!」との返事であった。
13時前に、Soさん宅に到着した。
Soさんと、カラオケ店に・・
到着すると、カーテン越しにママさんが、顔を現した。
手を振って応えた。
入店すると、顔見知りの”男性客”が一人・居た。
早速・Soさんはオーダー(歌いたい唄の)し、唄った。
その様な・なか、女性客が入店してきた。
暫くして(この女性客の友達の)女性が入店した。
今日の”日記”の主体となる人である。
”歌合戦?”が始まった。 互いに声援を贈りながら・・・
そして、知った! 此の女性(客)が、90歳を迎えていることを・・・
”少女の様な?”お声で歌う姿に、年齢を超えた憧れを感じた。
Soさんから「次を唄ったら、帰ろうか・・」との、提案があった。
今日は、二時間半ほどの間に、10曲を歌って楽しんでいた。
今日の最後となる歌を唄った後「(本当に)90歳ですか・・?」と聞いた。
「節分の日で、91歳と成りました」とのこと・・・
「十数年後の私が居る様な、元気を頂きました」と、握手で感情を返す事が出来た。
「また・お逢いさせて下さい」とも、付け加えた。
(男女の生存年数に、差異はあっても)かくありたい・・!と、願った・出逢いであった。
誉め言葉や・挨拶言葉ではなく、感心させられた出逢いであった。
だって!91歳にして、音律に逢わせ・流れる歌詞を見て、唄っているのよ・・・
体力と感性の維持に、精進したいと思った出逢いで、あった。