<2014.04.21>
75年間を生きてみて経験の尊さをあらためて感じています。
過去私は会社生活の中で、「経験からして云々・・」という言葉を、聞くときも自分から話す時も、軽く浅い言葉という感じがして、あまり良い意味として捉えていませんでした。
ところが最近は、「経験こそ大事・貴重」と思うようになりました。
なぜならば、今現在の思いや行動をよくよく考えてみると、まったく新しいということはほとんどなくて、結局は過去の経験がベースとなっているからと思い始めたからであります。
良い経験や悪い経験、これらがその都度『経験棚』に納められていて、必要によりその棚の引き出しから引っ張り出されては、対応しているんではないかと思うからであります。
これは一つの引き出しの時もあるでしょうし、たくさんの引き出しを引っ張り出しながら、これらを組み合わせて一つの最も良い結論をだしていることも・・・・。
こうしたことからも、経験は一つの学問として位置づけても良いほど、学ぶことが多いなあと、思っているところでもあります。
「将来を考える時には歴史に学べ」という言葉がありますが、これは過去の歴史に刻まれた貴重な経験を、棚から引き出して学び将来に生かすことが大切だということでしょう。
日頃あまり気づいてない、経験の貴重さとその意味合いを、あらためて振り返って見たしだいです。
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