<2024.09.21>
長兄がこのほど亡くなり福岡の方に葬儀に参りました。
年齢も93歳だったので、長寿を全うしたのではないかと思っているところです。
兄の死だったので夜通しの『お通夜』を務めたわけです。
最近何回かこのお通夜を経験したことがありましたが、昔?と比べて随分と楽になったと感じています。
感想を認めて見ます。
従来からお通夜と言えば『お燈明』や『お線香』を絶やさないで、遺体に寄り添って仮眠をするお通夜が普通で、お通夜に伴う睡眠不足・疲労は結構翌日の葬儀にも影響していたようであります。
(特に喪主はですね)
ところが、最近はお燈明(ローソク)は火災の予防から不要で、もし点けるとすれば、電池式のローソクの様であります。
極めつけは、線香ですね。
この線香は、今は『らせん状』になっておりこれが燃え盡すまでには、7~8時間はかかるようであります。
ローソクは電池式、そして線香は7~8時間取り換えなくて良い・・・・、となればお通夜の時も睡眠は十分とれるわけですね。
私も今回はその恩恵に預かり、仏さまには悪いのですが、11時頃から朝の5時頃まで仏様の前で、睡眠を取るお通夜とすることが出来ました。
朝の6時頃でしたが、らせん線香も燃え尽きたので、普通の線香に取り換えて・・・・、こちらの方は15分に1回くらいの割合で取り換えた様なわけですが、もう朝ですので・・・・。
葬儀・通夜・・・・、昔からのしきたりもあり喪主は大変気苦労するところでありますが、今では葬儀社が『至れり尽くせり』のサービスをしてくれて、この気苦労の大部分を『プロ』として補ってくれていることもかいま見る事も出来ました。
『お通夜』の経験についての想いを綴って見ました。
<「仲秋の名月」>