ジェネリックの糖尿病薬を自主回収 発がん性物質検出 東和薬品と日医工
2020/09/16 19:05
(毎日新聞)
2型糖尿病患者に投与する血糖降下剤「メトホルミン塩酸塩」から発がん性物質が検出されたとして、医薬品メーカーの東和薬品(大阪府門真市)と日医工(富山市)は16日、それぞれ2018〜19年に出荷したジェネリック(後発薬)製剤のうち、医療機関などにある在庫を自主回収すると発表した。出荷量は東和薬品が957万7000錠、日医工は142万6300錠。既に多くの患者が服用しているとみられるが、両社は「健康上の問題が発生する可能性は低い」などと説明している。