米国防総省の地下鉄駅で襲撃 警察官1人死亡
2021/08/04 05:48
(AFPBB News)
【AFP=時事】米首都ワシントン近郊にある国防総省前の地下鉄駅で3日、警察官1人が襲撃を受け死亡した。米上院議員とメディアが伝えた。同省は事件を受け一時封鎖された。
事件は同省前にあるバスターミナル兼地下鉄駅で発生。発砲が起きたことを受け、職員らは1時間以上にわたり安全な場所に避難するよう指示された。
当局は1時間半後、現場の安全を確保したと発表。事件の詳細については明らかにしなかった。メディアは警察官1人が刃物で刺されて死亡し、襲撃犯が射殺されたと報じているが、同省の警備局は「複数の負傷者」が出たとのみ述べ、報道内容については認めなかった。
米上院情報特別委員会委員長のマーク・ウォーナー上院議員は「ペンタゴン(国防総省)前でけさ起きた無分別な暴力行為によりペンタゴンの警察官1人が亡くなったことを知り、大きな悲しみに暮れている」と表明した。 【翻訳編集】