室蘭で大量のナマコを密漁 半グレ集団を逮捕
2021/08/24 22:49
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(HTB北海道ニュース)
今年1月に、室蘭市の沖合でなまこを密漁したとして20代から30代の密漁グループの男7人が24日逮捕されました。 7人はいわゆる「半グレ」と呼ばれる集団でした。
道警本部、伊達警察署、厚別警察署と室蘭海上保安部などが共同で捜査し逮捕したのは札幌市北区屯田の自称・自営業武田拓也容疑者31歳をリーダーとする密漁グループの7人で、いずれも札幌市や千歳市に住む20代から30代の男です。
このグループは今年1月23日と24日の夜に室蘭市舟見町にある追直漁港の沖合でダイビング用の機材を装着して海にもぐり、大量の「なまこ」を密漁し、漁業法違反の容疑で逮捕されました。
警察の調べに対し、武田容疑者らは「ほかの日にも獲った」と容疑を認めていて、警察では密漁で収穫した量や、販売により得た金額、ほかにも共犯者がいないかなど詳しく調べを進めています。
武田容疑者らは、密漁したナマコを加工して販売していたと見られています。