米軍空爆、市民も犠牲か タリバン、国外退避を保証
2021/08/30 07:28
(共同通信)
【ワシントン共同】アフガニスタンの首都カブールで米軍が29日に行った無人機による空爆で、米CNNテレビなどは同日、複数の子どもを含む市民が死亡したと伝えた。遺族や地元当局の話としている。米中央軍は市民が犠牲になったとの情報はないとした上で、調査を進めていると説明した。
一方、米国務省は29日、日本を含む90カ国以上が名を連ねた共同声明を発表。アフガンの実権を握ったイスラム主義組織タリバンから、全ての外国人と、各国から渡航許可を得たアフガン人が国外へ安全に移動することの保証を得ているとし、各国が円滑な国外退避に努める方針を表明した。