セブン―イレブン・ジャパンは26日、本部社員が加盟店に無断でおでんなどの商品を発注する問題が発覚したことを受け、電話通報窓口を設置して全店調査することを明らかにした。外部機関に委託して27日から約1カ月間、過去の事案も含め店舗からの情報提供を呼び掛け、通報があれば事実関係を調べる。結果を公表するかどうかは未定という。

 同社は15日、無断発注で本部社員2人を今年懲戒処分したと公表しており、再発防止に向けた姿勢を示した形。本部社員が無断発注できないシステムを構築し、オーナーが独立した事業者である点などを社員教育でも周知徹底する。