「ふだん会わない人との飲食」は感染リスク1・5倍…身近な同僚同士と比べて
2020/12/28 21:34
ふだん会わない人との飲食は、営業時間を短縮した店で身近な同僚同士4人以内の飲食に比べて、新型コロナウイルスの感染リスクが約1・5倍になるとする研究結果を筑波大のチームがまとめた。
同大の倉橋節也教授(人工知能)らのチームは、飲食店の時短営業などに感染抑制効果があるかどうか調べるため、接待を伴う飲食店に端を発したとされる7〜8月の実際の感染拡大のデータなどを利用してコンピューターで試算した。若者や働く世代が中心の人口約1万人の街をモデルとして、飲食店に行く人の割合や、感染率などのデータを入力して感染の広がりなどを調べた。