国内外で新型コロナウイルスが猛威を振るう中、長崎県内初の感染者が壱岐市で確認された。「まさか壱岐で」「ついに出たか」。感染者と同じ高速船に乗り合わせていた人たちは絶句し、島民は感染拡大と地元経済のさらなる冷え込みを懸念、早期終息を願った。県内各自治体は情報収集や住民への注意喚起に追われ、県民はマスク着用など感染予防へ気を引き締めた。