4歳児が海で流されて…女性が沖で受け止め、6人が交代で背負って泳ぐ「リレー救助」
2021/08/01 09:45
31日午前11時45分頃、青森県平内町油目崎付近の海岸で、家族と海水浴に訪れていた青森市の男児(4)が沖合約10メートルに流された。青森海上保安部職員やほかの海水浴客らの協力で助けられ、命に別条はなかった。
青森海保によると、男児は遊泳用の浮き具を持って父親と海に入ったが、父親が目を離した間に流され、異変に気づいた母親が周囲に助けを求めた。巡回中の青森海保の職員3人と、偶然現場に居合わせた男性海上自衛官2人が泳いで助けに向かったが、男児は強い風でさらに流された。
ただ、沖合付近で泳いでいた女性会社員が男児を受け止め、その後は女性と一緒にいた男性会社員、自衛官、海保職員の計6人が交代で男児を背負いながら泳ぎ、海岸に戻ったという。