南西地域防衛「極めて重要」 防衛相、与那国視察
2021/4/18 06:10 (JST)
©株式会社琉球新報社
【与那国】岸信夫防衛相は17日、与那国島を訪れ、国内最西端の西崎や島内の陸上自衛隊与那国駐屯地内を視察した。同駐屯地の与那国沿岸監視隊について岸氏は「我が国の防衛において極めて重要な役割を果たしている」と語った。その上で「南西地域の防衛体制の強化は引き続き極めて重要な課題と考える」と述べ、石垣島への陸自配備を進めていく考えを示した。
岸氏は、記者団から与那国島から110キロほどの距離の台湾で、中国との有事が発生した場合の対応について問われると「特定の事態を前提とした仮定の質問には答えを差し控える」と明言を避けた。