世界のサル痘感染者 2週連続で20%増
2022/08/18 04:08
(TBS NEWS DIG)
WHO=世界保健機関は17日、世界で確認されたサル痘の感染者が2週連続で20%増えたと発表し、各国に対策を呼びかけています。
WHOは17日の会見で、今年に入り確認されたサル痘の感染者が92の国と地域で3万5000人以上になったことを明らかにしました。うち12人が死亡しています。
先週の感染者数は7500人で、2週連続で20%増えているということです。WHOは感染拡大を防ぐため、検査体制の強化や的確な情報提供などを改めて各国に求めています。
また、感染拡大は人から人への密接な接触が原因であり、動物のサルとは関係がないため、サルへの偏見を避けるためにWHOはサル痘に代わる新たな名称を公募しています。