直ちに行動制限「理解を得られにくい」 「第7波への緊急提言」原案
2022/07/13 23:51
新型コロナウイルスの感染者急増を受け、政府分科会が取りまとめた「第7波に向けた緊急提言」の原案が判明し、直ちに行動制限をとることは「理解を得られにくい」と指摘していることがわかった。
緊急提言の原案では、感染拡大防止の方法について、「人々の行動や接触を抑えるような施策も選択肢の一つだが、理解は得られにくい」として、「それぞれが感染しない・させない対策を中心に取り組むことが必要」だとしている。
そのうえで、「ワクチン接種の加速化」や「安価で検査キットを購入できる体制の構築」、「効率的な換気」などの対策を提言している。
一方で、「さまざまな対策を行っても医療のひっ迫が深刻になった場合、行動制限を含めた強い対策が必要になることもある」と指摘している。