熱海で夫婦を救助、自宅で26時間超しのぐ 1階は埋没
2021/07/04 16:03
(朝日新聞)
静岡県熱海市で起きた大規模な土石流で、現場では4日も警察や消防、自衛隊が捜索を続けている。
熱海市伊豆山の湯原珍江(よしえ)さん(75)が夫栄司さん(75)とともに、自宅から救出された。
珍江さんは前日の午前10時半ごろ、自宅3階で重機が通過しているような轟音(ごうおん)を聞いた。「大雨が降っているから、どこかへ出動しているのかしら?」。窓から外をのぞくと、自宅前に土石流が流れ込んできた。