岐阜近郊、側溝ふたの盗難止まらず 対策なく自治体苦慮
2019/07/31 05:00
(中日新聞プラス)
自治体が管理する側溝などの金属製ふたが盗まれる被害が今年に入り、岐阜市や周辺で相次いでいる。確認されただけで岐阜市で43枚、本巣市で50枚、羽島市で3枚で、被害総額は100万円以上。県警は何者かが転売目的で盗んでいるとみて捜査しているが、自治体側は有効な対策を見いだせず頭を悩ませている。
「また盗難の連絡が入るのではとドキドキしている」。岐阜市の担当者がため息をつく。市内の被害は昨年は1件だったが、今年は6〜7月だけで6件。現場は茜部地区や三里地区など市南部の道路に集中する。