8日午後7時ごろ、北海道苫小牧市のJR室蘭線苫小牧駅で、停車中の札幌発函館行きの特急スーパー北斗22号(9両編成)に乗っていた車掌2人のうち1人が駅のホームで乗客の乗り降りを確かめていたところ、特急が発車してしまい置き去りにされた。

 JR北海道によると、9両編成の場合、車掌2人の乗務が必要なため、特急は本来止まらない約10キロ先の錦岡駅で緊急停車した。タクシーで追いかけてきた車掌の到着を待ったことで27分遅れ、乗客213人に影響が出た。