“外出禁止”フランス全土に拡大 3度目措置も多くの人出
2021/04/04 06:25
イギリス型の変異ウイルスが猛威を振るっているフランスでは、全土で3度目の外出の原則禁止が始まった。
フランスでは、1日の新規感染者数が5万人を超える日もあるなど、感染の拡大が続いていて、政府は、パリなど一部地域ですでに実施していた外出の原則禁止を、3日夜から全土に拡大した。
藤田裕介記者「先行して2週間前から外出規制が始まっているパリ市内ですが、セーヌ川沿いには、多くの人の姿があります」
パリ市民「若者がコロナに感染しても、あまり悪い影響はないと思う。私の周りの人はみんな若いので、外で友人と会うことが悪いとは思わない」
今回の規制では、生活必需品を扱う店以外は閉鎖されたものの、日中は、自宅から10km以内であれば、何時間でも散歩や運動ができるなど、過去2回の措置に比べると緩いものとなっている。