記事抜粋ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
福島県内の小学校などに設置している放射線量計(モニタリングポスト)について、原子力規制委員会は29日、線量が比較的低い地域にある約2400台を撤去する方針を撤回し、当面は存続させると決めた。地元から反対意見が相次いだことを受けて転換した。
線量計は、東京電力福島第一原発事故後に約3千台が設置された。維持に年約6億円かかっている。除染が進んで線量が下がり、耐用年数も迫っていたため、規制委は昨年3月、これまでに避難指示が出たことがない市町村の約2400台を3年かけて減らす方針を決めた。