「症状軽いので家にいたい」と入院拒否の陽性男性、1週間後に死亡
2021/05/29 06:55
(読売新聞)
岐阜県内で28日に発表された新型コロナウイルスの新規感染者は60人。岐阜市の70歳代男性と、郡上市の60歳代男性の死亡も判明した。これで、県内の感染者は計8455人、死者は計158人となった。
このうち、死亡した岐阜市の男性は、約1週間前に陽性が判明したが、「症状が比較的軽いので家にいたい」とし、同市からの入院の求めに応じなかったという。27日午前、同居家族が布団から起きてこない男性の異変に気づき、119番したが、まもなく死亡が確認された。
県によると、入院拒否による死亡事例は県内初。市保健所は「同意を得られない患者さんの対応を考えないといけない」としている。