陸上自衛隊習志野駐屯地(船橋市)は27日、後輩の男性隊員に暴行したなどとして、いずれも第1空挺(くうてい)団特科大隊の男性陸士長で、22歳と23歳、24歳の3人を懲戒処分とした。

 同駐屯地によると、22歳の隊員は昨年7月10日に寮にあたる「営内居室」で、後輩の男性隊員2人の手や足にライターの火を近付け全治1日のやけどを負わせた。23歳の隊員は同日、別の後輩隊員の頭髪の一部をライターで燃やすなど暴行した。暴行した2隊員に対し、いずれも停職16日の懲戒処分を行った。