明浄学院横領事件 プレサンス前社長が無罪主張 大阪地裁初公判
2021/05/24 12:14
(毎日新聞)
学校法人「明浄学院」（大阪府熊取町）の資金２１億円を着服したとして、業務上横領罪に問われた東証１部上場の不動産会社「プレサンスコーポレーション」（大阪市中央区）前社長、山岸忍被告（５８）の初公判が２４日、大阪地裁（坂口裕俊裁判長）で開かれた。山岸被告は無罪を主張した。
起訴状によると、プレサンスの社長だった山岸被告は法人元理事長の大橋美枝子被告（６３）＝大阪地裁で実刑判決、控訴中＝らと共謀。２０１７年７月ごろ、法人が運営する明浄学院高校（同市阿倍野区）の土地売却で得た手付金２１億円について、別会社の口座に移して着服したとしている。
