80代男性がワクチンを4回接種 「免疫ができていいと思った」 北海道弟子屈町
2021/07/08 19:00
(HBC北海道放送ニュース)
北海道弟子屈町に住む80代の男性が、新型コロナウイルスのワクチンを4回接種していたことがわかりました。男性は、変異株への不安を口にしているということです。
弟子屈町によりますと、80代の男性は、町外の医療機関と取り引きのある業者で、医療従事者の枠を利用して4月と5月の2回、先行接種を受けていました。
その後、男性は先行接種を受けたことを隠し、町の接種券を使って、6月と7月に弟子屈町内で2回の接種を受けました。
最初に接種した町外の医療機関から弟子屈町役場に接種費用の請求が届き、男性が4回接種していたことが発覚したということです。
いずれもファイザー製のワクチンで、それぞれ3週間以上の間隔を空けていて、今のところ、健康被害は報告されていません。
男性は「変異株も出ていたので、4回打った方が免疫ができていいと思った」と話しているということです。
町は「予診で接種歴などの聞き取りを徹底して再発防止に努める」とコメントしています。