岡山の風物詩「うらじゃ」3年ぶりに“ウィズコロナ”で復活 総踊りはマスク着用 52の踊り連・約2500人が舞い踊る【岡山】
RSK山陽放送
2022年8月22日(月) 18:30
コロナ禍で3年目の夏ですが、夏祭りの開催については各地で判断が分かれています。そんななか、岡山の風物詩「うらじゃ」は開催を決断しました。感染対策をしながら3年ぶりの舞が繰り広げられました。
岡山の街に響く「うらじゃ」「うらじゃ」の声。新型コロナの影響で2年続けて中止になっていたため、3年ぶりの開催です。52の踊り連、約2500人が復活の喜びを噛みしめました。
(踊り手)
「今までに無い笑顔でみんな踊れていて、踊っていて最高でした」
「ありがとうございます」
「こんな楽しい思い出ができると思わなかったので最高です。イエーッ」
ピークアウトの見えない第7波が続くなか、対策を徹底しての開催です。
(佐藤大祐記者)
「下石井公園に設けられた演舞場です。入場する観客全員に消毒を求めるなど、感染対策が講じられています」
(観客)
「感染はちょっと心配ですね。これがきっかけで(感染が)増えてほしくない」
「感染はちょっと心配ですね。これがきっかけで(感染が)増えてほしくない」
(観客)
「消毒とマスクだけは徹底して、最低限はしたい」
連日、岡山県の新型コロナの新規陽性者が4000人を超える中、検温や消毒だけでなく、観客の人数も制限する演舞場もありました。
(第27回うらじゃ実行委員会 尾崎茂実行委員長)
「感染症が流行した時でも、みんなで楽しめる祭りをするのためにどうあるべきか考えてきたので、うらじゃの復活によってまた新たな彩りを加えることができて楽しい夏の一助になれば」
3年分の思いを込めて。フィナーレの総踊りはマスク着用を義務付けました。
(踊り手)
「本当に楽しかった」
(踊り手)
「ずっとなかったから、久々に出られてよかった」
全国各地で模索が続く、“ウィズコロナ”の祭りのあり方です。それでも参加した人たちにとっては、この3年で溜まった思いを晴らす場になったようです。