解体現場で「男性が倒れた」と119番、3人搬送され1人死亡…一酸化炭素中毒か
2021/09/13 19:53
(読売新聞)
13日午後4時45分頃、福岡市博多区博多駅東3のビル解体現場で、「70歳代男性が倒れた」などと119番があった。70歳代の男性作業員2人と20歳代の男性作業員の計3人が病院に搬送され、70歳代の作業員1人が死亡した。2人は命に別条はないという。
福岡県警博多署によると、一酸化炭素中毒の症状がみられるという。
同署の発表などによると、ビル解体作業中に機器の不具合が発生。20歳代の作業員が地下に行き、その後、70歳代男性作業員2人も続いたという。その後、別の作業員が3人が倒れていたのを見つけた。現場では約10人の作業員が作業にあたっていた。