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入院先なくコロナ容体急変、訪問看護で急きょ酸素投与…病床逼迫の首都圏

2021-08-12 17:09:08 | ニュース
入院先なくコロナ容体急変、訪問看護で急きょ酸素投与…病床逼迫の首都圏
2021/08/12 06:47

(ヨミドクター(読売新聞))

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い病床が逼迫(ひっぱく)する首都圏で、感染者の自宅療養が急増している。呼吸困難に陥っても入院先が決まらず、看護師らが急きょ自宅を訪問し、酸素投与を始めるケースも出ている。急変する自宅療養者への対応に苦闘する訪問看護の現場を取材した。(医療部 影本菜穂子)

  8月初めの週末の夜、東京都世田谷区内の30歳代の男性患者宅に向かう車中で、スタッフの携帯電話が鳴った。「患者さんがトイレから戻る途中に倒れて動けなくなった」。直前にオンラインで診察したクリニックからの連絡だった。

  患者宅まで数キロの地点で渋滞に巻き込まれていた。「急がないと!」。看護師が車を降りて走り出した。

  「自宅で急速に悪化する患者も多い。コロナの訪問看護は、緊張の連続です」。世田谷区など首都圏の5自治体の委託を受け、自宅療養者の健康相談や訪問看護に当たる「ソフィアメディ」(品川区)の中川征士・官民連携室長は語る。

  患者宅に到着したスタッフ2人は玄関前で、半透明の感染防護服を急いで着込むと、用意した酸素吸入の装置を室内に運び込んだ。
  男性患者は7月末から自宅療養中だった。この日計測した血中の酸素飽和度は91〜92%。正常値(96%以上)を大幅に下回っていたため、医師にオンラインで診察を受け、「酸素吸入が必要」と判断された。入院先が見つからず、同社の看護師らが出動した。


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