若年性認知症、推計3万5700人…17〜19年度に調査
2020/07/28 00:56
65歳未満で発症する若年性認知症の人が、全国で推計3万5700人に上ることが、東京都健康長寿医療センターが27日に公表した調査でわかった。調査結果は厚生労働省に報告され、今後の認知症対策の基礎データとなる。
調査は、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(東京)からの委託で2017〜19年度に実施した。東京や大阪など12都道府県の医療機関や介護事業所(約1万7000か所)に対し、若年性認知症の人の利用などについて聞き、集計結果を分析した。