琵琶湖の西岸を走る国道161号で、正面衝突による死亡事故が絶えない。滋賀県警によると、10月だけで2人、過去10年間で14人が亡くなった。事故は片側1車線区間に集中し、原因はいずれも居眠りなどによる対向車線へのはみ出しだという。国土交通省はセンターライン上のゴム製ポールなどで安全対策を進めるが、頑丈な防護柵などは法律上設置できず苦慮している。