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岸田内閣、改造失敗か報道各社の世論調査、早々に支持率下落相次ぐ識者「旧統一教会との関係に…

2022-08-12 22:40:36 | ニュース
岸田内閣、改造失敗か 報道各社の世論調査、早々に支持率下落相次ぐ 識者「旧統一教会との関係に説明が求められる」
2022/08/12 15:30

(夕刊フジ)
第2次岸田文雄改造内閣の発足と自民党役員人事を受け、報道各社の世論調査が出てきた。従来であれば改造直後の内閣支持率は上昇するケースが多いが、読売新聞と日経新聞の調査では、前回調査から下落していた。ともに前々回から続落している。岸田首相は参院選勝利の勢いで内閣改造・党役員人事に踏み切ったが、「失敗・不発」だった可能性がある。

改造内閣は12日午前、本格始動した。岸田首相は、新型コロナ対策や物価高騰対策、防衛力強化などに全力を挙げる構えだ。副大臣・政務官人事の調整を進め、午後の臨時閣議で決定する。

ただ、読売と日経、共同通信の世論調査(10〜11日実施)の内閣支持率=別表=を見る限り、世論の評価は厳しいようだ。日経では、新しい閣僚と党執行部の顔ぶれを「評価する」が30%で、「評価しない」は44%だった。
政治評論家の小林吉弥氏は「政治姿勢では、党内派閥に配慮した布陣で何をやりたいのか見えてこない。政策方針では、新型コロナや物価高への対応に信念が見えず、指導力不足を感じる」と厳しく指摘した。

世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と、自民党議員の関係も論点の1つだ。共同では、旧統一教会と自民党議員との関わりについて、党や党所属議員の「説明が不足している」との回答が89・5%に上った。

前出の小林氏は「旧統一教会をめぐる自民党への批判が、岸田政権を直撃している。秋の臨時国会は、新型コロナや物価高の対策・対応に加え、旧統一教会との関係にも説明が求められる正念場だ。乗り切れなければ来年早々の解散に追い込まれかねない」と語った。



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