【独自】「危機への事前の備え不十分」 政府のコロナ対応 自民党検証
2022/06/13 00:24
新型コロナウイルスへの政府の対応について、自民党の対策本部が検証結果を13日にも取りまとめ、危機に対する事前の備えの不備や国と地方の役割分担の問題を指摘することがわかった。
FNNが入手した「論点整理」案では、日本で感染が確認された2020年1月以降を検証した結果、病床や医療人材について「危機への事前の備えが不十分」だったことなどが、「感染が拡大するたびに医療が逼迫(ひっぱく)する事態となった原因」と指摘している。
また、「国と地方の間で、感染対策における権限と責任の所在が不明確」として、「司令塔機能を含め、感染症危機管理の体制を抜本的に強化する必要」を訴えている。
対策本部は、これらの検証結果を、13日に開かれる会合で取りまとめる方向。
