大和証券の支店から京都銀行の転換社債についての案内の電話がありました。
まあ、だいたい支店の方から案内のあった商品は取れることが多いです。
とりあえず2つ、200万、入れておきました。1つは来る可能性が高いのではないかと思います。
京都銀行からのリリースはこちらに載っています(PDF)。
この転換社債(CB)はコールオプション条項というのがついています。
こちらに解説が載っています。
基本は100万円単位です。
転換社債ですから、株式に転換できる価格というのが決定されます。
29日の終値を基準として、その5~7%上で転換価格が設定されるようです。
28日の株価で考えると、1064円×1.07。
とすると、1138円ぐらいか。
つまり、100万であれば、100万/1138円で878株程度になりますので、100万円出して、実際の発行価格は102.5円なので102.5万円出してになりますが、京都銀行の株式を1138円で878株買う権利が得られるということになります。
株価より5~7%上の転換価格というのは、CBとしては低いです。
ここに最近発行されたCBの一覧がありますが、その中では最も低い。
が、上記のコールオプション条項がついています。
これは、このCBの場合だと、株価が転換価格を20%以上上回る状態が20連続取引日以上、つまり4週間以上続いた場合は、H21.4.1以降、会社側は100万円そのまま返す形にできますよという条件がついています。
こうした条件がなければ、株価の上昇が続くとCBの価格も青天井で上昇することに考え方としてはなるわけですが、このコールオプション条項があることによってそうはなりません。
しかし、株価がここまで上昇するようなことがあればCBの価格も当然上昇することになりますので、別にこの条項があることはそんなに大きなマイナス条件にはなりません。
また、劣後特約というのもついています。
つまりは、会社が破綻したりした場合は、債権の順位は下位になりますよということです。
そもそも、現状で考えれば、地銀の中でも「優良」と考えられる京都銀行が破綻するリスクというのは非常に低いと考えられますので、これもなんということはありません。
CBはあまり一般的ではありませんが「堅い」商品です。
これまで、市場で買ったこともありますし、新発のものをもらったこともありますが、売買はすべて利益につながっています。償還まで保有して債券としての利回りを確保した事も一回あったと思います。メリット、デメリットはありますが、堅くリターンが得られる商品としては悪くないと思います。
メリット
・堅く利益が得られる可能性が高く、大きな損失を被る可能性は低い。
既存のCBで株価変動との連動性が高いようなものの場合は、株価下落に伴ってCBの価格も大きく下落する可能性はありますが、新規発行のものや格付けの高い会社で額面割れ(100円以下)のような場合は、大きな損失が出る、価格が大きく下落するリスクは低いです。
100円以下であれば債券としての価値が価格の下支えとなりますし、株価が上昇すればそれに伴ってCBの価格も上昇します。
発行量にもよりますが、主幹事証券である場合などは、人気化する新規公開株の公募などど比較すれば比較的取りやすいというのもメリットではあるでしょう。
デメリット
・資金が固定される。
100万単位ですので、細かく売買するのには向きません。
資金量が豊富な場合はそうでもないでしょうけど、多くの一般の個人投資家には100万は小さい単位とも言えないでしょう。
・売買手数料が高い場合が多い
CBは取引高がそんなに多くはならない場合が多いです。ネット証券でも取り扱いそのものがないところが多く、支店経由の注文では売買手数料が高くなってしまいます。丸八証券など、ネットでも取り扱いがあり、売買手数料がリーズナブルなところもありますが、まれ。
無論、会社の破綻リスクというのも可能性としてはあります。
株価が上昇してCBの価格も上昇した場合、そのままCBを売却して利益を確定するのもよいですし、株価が高いところで信用で売っておくという手もあります。
このCBを1つ持っていて、1000株売れば、ポジジョンとしては100株ちょっとの売りのポジジョンが残るという形になります。株式ミニ投資で100株買えば、ポジジョンとしては形としてはほぼイーブンになります。
で、株価がそこから下げれば、売りのポジションを解消すれば、その差額の分の利益はCBは保有したままで確定されることになります。
1つは来るといいなと思いますが、さて、どうでしょうか。発行は300億ですので、300億/100万で、3万口ですか。
まあ、だいたい支店の方から案内のあった商品は取れることが多いです。
とりあえず2つ、200万、入れておきました。1つは来る可能性が高いのではないかと思います。
京都銀行からのリリースはこちらに載っています(PDF)。
この転換社債(CB)はコールオプション条項というのがついています。
こちらに解説が載っています。
基本は100万円単位です。
転換社債ですから、株式に転換できる価格というのが決定されます。
29日の終値を基準として、その5~7%上で転換価格が設定されるようです。
28日の株価で考えると、1064円×1.07。
とすると、1138円ぐらいか。
つまり、100万であれば、100万/1138円で878株程度になりますので、100万円出して、実際の発行価格は102.5円なので102.5万円出してになりますが、京都銀行の株式を1138円で878株買う権利が得られるということになります。
株価より5~7%上の転換価格というのは、CBとしては低いです。
ここに最近発行されたCBの一覧がありますが、その中では最も低い。
が、上記のコールオプション条項がついています。
これは、このCBの場合だと、株価が転換価格を20%以上上回る状態が20連続取引日以上、つまり4週間以上続いた場合は、H21.4.1以降、会社側は100万円そのまま返す形にできますよという条件がついています。
こうした条件がなければ、株価の上昇が続くとCBの価格も青天井で上昇することに考え方としてはなるわけですが、このコールオプション条項があることによってそうはなりません。
しかし、株価がここまで上昇するようなことがあればCBの価格も当然上昇することになりますので、別にこの条項があることはそんなに大きなマイナス条件にはなりません。
また、劣後特約というのもついています。
つまりは、会社が破綻したりした場合は、債権の順位は下位になりますよということです。
そもそも、現状で考えれば、地銀の中でも「優良」と考えられる京都銀行が破綻するリスクというのは非常に低いと考えられますので、これもなんということはありません。
CBはあまり一般的ではありませんが「堅い」商品です。
これまで、市場で買ったこともありますし、新発のものをもらったこともありますが、売買はすべて利益につながっています。償還まで保有して債券としての利回りを確保した事も一回あったと思います。メリット、デメリットはありますが、堅くリターンが得られる商品としては悪くないと思います。
メリット
・堅く利益が得られる可能性が高く、大きな損失を被る可能性は低い。
既存のCBで株価変動との連動性が高いようなものの場合は、株価下落に伴ってCBの価格も大きく下落する可能性はありますが、新規発行のものや格付けの高い会社で額面割れ(100円以下)のような場合は、大きな損失が出る、価格が大きく下落するリスクは低いです。
100円以下であれば債券としての価値が価格の下支えとなりますし、株価が上昇すればそれに伴ってCBの価格も上昇します。
発行量にもよりますが、主幹事証券である場合などは、人気化する新規公開株の公募などど比較すれば比較的取りやすいというのもメリットではあるでしょう。
デメリット
・資金が固定される。
100万単位ですので、細かく売買するのには向きません。
資金量が豊富な場合はそうでもないでしょうけど、多くの一般の個人投資家には100万は小さい単位とも言えないでしょう。
・売買手数料が高い場合が多い
CBは取引高がそんなに多くはならない場合が多いです。ネット証券でも取り扱いそのものがないところが多く、支店経由の注文では売買手数料が高くなってしまいます。丸八証券など、ネットでも取り扱いがあり、売買手数料がリーズナブルなところもありますが、まれ。
無論、会社の破綻リスクというのも可能性としてはあります。
株価が上昇してCBの価格も上昇した場合、そのままCBを売却して利益を確定するのもよいですし、株価が高いところで信用で売っておくという手もあります。
このCBを1つ持っていて、1000株売れば、ポジジョンとしては100株ちょっとの売りのポジジョンが残るという形になります。株式ミニ投資で100株買えば、ポジジョンとしては形としてはほぼイーブンになります。
で、株価がそこから下げれば、売りのポジションを解消すれば、その差額の分の利益はCBは保有したままで確定されることになります。
1つは来るといいなと思いますが、さて、どうでしょうか。発行は300億ですので、300億/100万で、3万口ですか。