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なつかしの住宅財形

2008-10-27 07:03:45 | 株式投資・資産運用
 貯蓄というか、資産運用を行う目的は、現在は「早期セミリタイヤ」です。今は夫婦でフルタイムの仕事をしているので、運用に回せる資金がそれなりに捻出できます。奥さんの方は、そんなに遠くない時期に退職する可能性がかなり高いです。で、この退職金なども含めて着実な資産運用を行い、その結果、私自身もフルタイムの仕事を退いてもその後大きな不安なく過ごせると判断した時点では、定年まで働いたりせずに早期にセミリタイヤすることが目標となります。

 貯蓄には財形貯蓄という制度もあります。株式などでの資産運用は方法によっては中長期では有利になることがあるとは思いますが、今年の場合だと株式などの大きな下落により相当の損失が出ています。こうしたことは、リスク資産での運用では避けられない。

 それよりも、運用で大きく増えなくてもいいから、着実に資産形成を行いたいという考え方も当然あります。

 そうした時に財形貯蓄というのは一つの有効な手段になると思います。

 私自身は2003年に自宅を新築しましたが、その時まで財形住宅貯蓄というのをしていました。今もそのようですが、この場合、一定限度額まで(現在は年金貯蓄とあわせて貯蓄残高550万円まで)は利子について非課税となります。

 自宅はこんなのです。

 利用していた商品は公社債投信というものでした。これだと、運用的には一般的な定期預金などよりは有利な運用が可能でした。

 そして、何よりいいのは、積み立てという形で給与から自動的に天引きされる形で積み立てができることでした。最初に手続きをしてしまえば、あとは何の手間もいりません。最初から天引きされる形で、住宅取得以外にこれを利用すると利子非課税の特典がなくなってしまうこともあって、途中で引き出すようなこともありませんでしたし、着実にその額は増加していったと思います。確か、途中で一度、積み立ての金額を増額したように思いますが。

 繰り返しになりますが、リスクを許容できるのでしたら、投資信託も含めて株式などでの資産運用もよいでしょう。FXでレバレッジをかけた運用も運用方法次第では悪くないとは思います。
 
 が、そうしたリスクを取りたくない場合もあります。そういう場合の中長期での資産形成の方法の一つとして、財形貯蓄はかなり有効だろうと思います。私自身の場合はそうでしたし、この制度を活用することができました。



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コメント (2)
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