がんぼのぶらり紀行

北海道オホーツク遠軽で、昭和時代のお茶の間みたいな食堂 やってる おばちゃんです。

回顧録 ~ 3 異変

2009年11月10日 11時27分43秒 | 徒然

湧別川堤防のテトラポットの間に下り、足踏みで木の皮のぬめり取り。



午後3時半。

さすがに疲れと長時間の同じ繰り返しの労働に、そろそろ作業に嫌気が差してきた頃(いつも時間通りには終わることはない) 自宅で休んでいるはずのN氏から電話。

「まだこちらの作業が終わらない。終わったらそちらに行くから。」と電話を切ったが、いつもにまして ? な、でも何が ? なのかわからない。
妙な不安感がよぎった。

声が細いから? 話し方が元気がないから? 雰囲気がいつもと違うから??

具合が悪くて休ませたのだから、元気がないのは当然なのだが、
どうにもそれだけじゃないような、小首をかしげるような ”不思議な会話”状態だ。

しかし、すぐに行ってみたくとも、なんせ今まだ終わる見込みのないこちらの作業。
カメラマンを仰せつかった以上、先に勝手に帰るわけにはいかない。

早く終わってくれないとかなわんわ。カメラマンだけでなく、実作業量は多いし、作業労働力は半端じゃないし。私のほうが壊れるぞ。(;´▽`A``


足踏み作業でぬめりの取れた外皮を細く裂いて堤防沿いにいっぱいに広げ干し作業。

終了予定時刻を大幅に過ぎた午後4時半過ぎ、ようやく強引に「お先に失礼します。」。
さらに夕方からの反省会に参加を求められ、これも断れず「ハイ」と返事をしてまずは現地を後に。


別な意味でも「急ぐ」のだ・・・ (^_^;)


街へ戻り、途中にある大手スーパーで我慢していた『用を足し』(は~・・すっきり =お下品ですみません。(^_^;) 現地には簡易トイレしかなかったもので。)、N氏作業室へ直行。 

しかしM氏イベント第二弾(飲み会手伝い?)に呼ばれていた私は、「あまり時間がない」と、今日の報告と打合せだけして戻るつもりだった。



作業室であるプレハブのドアをノック。

しばらく時間をおいて、ドアを開けたN氏は相変わらずグッタリ状態。
やっと起きてきた、という感じ。

何か、ここでもう「まずくない?」と感じた。 
やはり何かおかしいのだ。年に数回ある、彼のいつもの風邪の症状とも明らかに違う。

回顧録 ~ 2 重労働

2009年11月10日 11時08分57秒 | 徒然
M氏作業のお手伝い1日目。

開始時間は、予定では午前9時~午後3時。

同僚は今日の参加をパスさせた。具合が悪いのがずっと続いているから。

また、今日は選挙投票日だが、時間を気にしながらバタバタするのもイヤなので、25日、娘と二人で事前に選挙前投票に行って既に済ませてきた。



午前8時半にはM氏の持ち山へ向かった。

途中、M氏車とすれ違い、事前用意しているシーンや、作業シーンなど「写真を撮っておいてくれ」と頼まれる。


アイヌ樹皮服「アツシ」を織るための糸作り。

木の皮をはぎ、水に長期間漬け込み、水洗いを繰り返してぬめりを取り除き、
また長期間干したものを手で細かく裂いて、糸玉に仕上げ、
それを使って織機で反物を織り、さらに衣服を仕上げるという
長期にわたる作業の一環だ。



5月に作業した「木の皮をはがす」


外皮を剥ぐ。


沼に浸けこむ。 ここまでが前回の作業。


今日と明日は、以前漬け込んでおいた樹皮を沼から取り出し、揉み洗い、ぬめりとりと干す作業までだ。


沼から引き上げたが "浸かり"が足りず、湯で煮上げ、手揉みでぬめり取り。


これがなかなかの根気と重労働。

自称『人に任さず、やるべきことはやる!』私も、さすがに根をあげる長時間の重労働である。


M氏作業は、いつも何かと用意をしてくれるのだが、今回は「勝手に帰って食ってくれ」(いや別に恨みはありません。(笑))で、昼を持たずに行った私は車で10分程の自宅へ戻り、冷蔵庫の肉とご飯でサッと済ませて20分ほどで戻る。

写真係には自分の時間はないのだ。

回顧録 ~ 1 プロローグ

2009年11月10日 10時57分39秒 | 徒然
脳梗塞。


馴染みがあるようであり、しかし、なりたくない病気のひとつ。



秋、同僚がこの脳梗塞で突然入院することになってしまった。
突然、『そばにいなくなってしまった』仕事仲間に、パニックになる私。


だが2ヶ月経ち、わずかな後遺症はあるものの同僚は無事に退院し、
元通りに仕事に復帰することができた。


同僚に掲載の許可ももらったので、この2ヶ月弱の記録を少しずつ載せていく。


本格的に雪

2009年11月10日 08時15分48秒 | 気温と天気
昨夜からの雨が、大粒の雪に変わった。

そろそろ本格的に雪の季節だ。



気温が高めに推移しているので、まだ根雪にはならないだろうが、
(例年12月に入ってからだ。)
季節は間違いなく進んでいる。



今年の冬は、我が家は賑やかで、



あっという間に日が経ってしまいそうだが、それも楽しい。

内容掲示

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