悪魔のような対談を見た。竹中平蔵と高橋洋一の話だ。
(ラサール石井/タレント)
要約すれば、
「史上最大の感染だって言ってるけど、全然大したことない」
「世界から見ればさざ波よりさらにちっちゃくなっちゃって」
「死者なんて十数人になっちゃってるから、いいじゃない」
と、感染者は増えても死者が少ないからいいだろう、
という話を笑いを交えてしているのだ。
たとえ一人の死でも遺族にとっては痛恨の出来事だ。
決して軽く話せることじゃない。
自分たちの身内に死者が出ても同じように笑うのか。
死を数にして、少なかったからよかったとは、決して言ってはいけない。
しかも竹中平蔵は、コロナの死者より
「毎日自殺者は50~60人いるんですよ。そういう国で経済を悪くしたら、また増える」
とまで言う。
待て待て。貧困者が増えて未来に希望が持てないのは誰のせいだ。
あんたが派遣社員や非正規を増やし、企業だけが儲かり、
最低賃金は世界でも最低水準のこのシステムをつくった、
言わば貴様・竹中平蔵が犯人だろう。
こんなこと言わせておいていいんですか。
皆さんいいかげん立ち上がったらどうですか。
(ラサール石井/タレント)