唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋<Gauche>の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
コウノトリ但馬空港
昨日、人工飼育・繁殖したコウノトリを野生復帰ために大空に放った話を書いた。で、そのコウノトリを人工飼育・繁殖してきたのが兵庫県豊岡市にある県立コウノトリの郷公園にある施設である。
失礼ながら特に東日本にお住まいの多くの人が、豊岡市がどこにあるのがご存知無いだろう。兵庫県は大阪府・京都府の東に位置し南に瀬戸内海、北に日本海、二つの海を持っている。豊岡市はその日本海側も西より、つまり京都府よりにある人口約9万人の小都市である。
失礼を重ねるが、東日本ではほぼ無名の豊岡市をなぜ郷秋<Gauche>が知っているかというと、そこに空港があるからである。その空港の正式な名称は「但馬空港」であるが、航空会社の時刻表をはじめ多くの媒体ではコウノトリ但馬空港と記載されている。そう、コウノトリである。コウノトリの里、但馬の国にあるからコウノトリ但馬空港。わかりやすい。
さて、このコウノトリ但馬空港のある豊岡市、地図を見る限りでは近畿圏の中心である大阪が程近いいように思えるのだが、実はかなり遠い。との位遠いのかと言えば、例えば大阪駅を10:11にでるJRの「北近畿5号」に乗車したとすると、豊岡駅に着くのは12:41。福知山線を経由する174.1Kmの距離を2時間30分かけて走るのである。2時間半と言えば、東京駅を出た「のぞみ」が新大阪駅に着いてしまい時間である。
東京と大阪、「のぞみ」で2時間半分の距離を隔てた2都市は鉄道だけではなく空路でも結ばれていることを考えれば、豊岡と大阪の間に空路があっても不思議ではない。だからちゃんと2便飛んでいる。
JAC(日本エアコミューター)が36人乗りのSAAB 340Bで運行している。SAAB 340Bは70マイルを40分かけて飛ぶ。もっとも実際に空を飛んでいるのは25分程度だろう。シートベルト着用サインも消えない(はずだ)。
コウノトリ但馬空港から開設されている空路は大阪(伊丹)だけである。人口9万人の豊岡市から大阪以外の空港にヒコーキを飛ばしても、たとえ36人乗りのSAAB 340Bだとしても搭乗率は一桁だろう(たぶん)。
さて、このコウノトリ但馬空港は日本のプロアクロバットパイロット、ロック岩崎こと岩崎貴弘さんが今年4月に墜落死した空港でもある。このことはblogにも書いた。う~ん、定期便が日に2本だからこそ、そういうことのできる空港なんだな。
但馬の国の空をSAAB 340Bが飛ぶ。そしてコウノトリが舞う。

今日の1枚は、またもや稲刈り進行中の横浜の田んぼ。
[ 撮影:かつらの森とすみよしの森の間の白山谷戸 ]
失礼ながら特に東日本にお住まいの多くの人が、豊岡市がどこにあるのがご存知無いだろう。兵庫県は大阪府・京都府の東に位置し南に瀬戸内海、北に日本海、二つの海を持っている。豊岡市はその日本海側も西より、つまり京都府よりにある人口約9万人の小都市である。
失礼を重ねるが、東日本ではほぼ無名の豊岡市をなぜ郷秋<Gauche>が知っているかというと、そこに空港があるからである。その空港の正式な名称は「但馬空港」であるが、航空会社の時刻表をはじめ多くの媒体ではコウノトリ但馬空港と記載されている。そう、コウノトリである。コウノトリの里、但馬の国にあるからコウノトリ但馬空港。わかりやすい。
さて、このコウノトリ但馬空港のある豊岡市、地図を見る限りでは近畿圏の中心である大阪が程近いいように思えるのだが、実はかなり遠い。との位遠いのかと言えば、例えば大阪駅を10:11にでるJRの「北近畿5号」に乗車したとすると、豊岡駅に着くのは12:41。福知山線を経由する174.1Kmの距離を2時間30分かけて走るのである。2時間半と言えば、東京駅を出た「のぞみ」が新大阪駅に着いてしまい時間である。
東京と大阪、「のぞみ」で2時間半分の距離を隔てた2都市は鉄道だけではなく空路でも結ばれていることを考えれば、豊岡と大阪の間に空路があっても不思議ではない。だからちゃんと2便飛んでいる。
JAC(日本エアコミューター)が36人乗りのSAAB 340Bで運行している。SAAB 340Bは70マイルを40分かけて飛ぶ。もっとも実際に空を飛んでいるのは25分程度だろう。シートベルト着用サインも消えない(はずだ)。
コウノトリ但馬空港から開設されている空路は大阪(伊丹)だけである。人口9万人の豊岡市から大阪以外の空港にヒコーキを飛ばしても、たとえ36人乗りのSAAB 340Bだとしても搭乗率は一桁だろう(たぶん)。
さて、このコウノトリ但馬空港は日本のプロアクロバットパイロット、ロック岩崎こと岩崎貴弘さんが今年4月に墜落死した空港でもある。このことはblogにも書いた。う~ん、定期便が日に2本だからこそ、そういうことのできる空港なんだな。
但馬の国の空をSAAB 340Bが飛ぶ。そしてコウノトリが舞う。

今日の1枚は、またもや稲刈り進行中の横浜の田んぼ。
[ 撮影:かつらの森とすみよしの森の間の白山谷戸 ]
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