陳腐化のスピードアップ

 ニコンF3は20年も作り続けられたというのに、
D70
は僅か1年で後継のD70Sに取って代わられ、更に1年半後には殆ど同じ性能のD40が軽量コンパクトになり、D70の半額以下の価格で登場している。

 覚悟はしているけれど、それにしてもこの技術革新のテンポの速さ、価格の下落のスピードはなんなのだろ。例えばVTRやCDプレーヤーの高性能化かつ低廉化を経験してはいるけれど、あれはもう少しゆっくりとしたテンポで進んでいたはずだ。PCでさえも。

 デジタル方式一眼レフ(DSLR)の技術革新と低廉化はかつて経験したことのない程のスピードで進んでいる。買ったばかりの最新スペックのDSLRも1年もすると確実に旧型化し、ほとんど同じスペックのDSLRが30%程廉価で手に入るようになっているのである。これでは買い替えの無限連鎖じゃないか。やれやれ。

今日の1枚は、大分空が見えるようになってきた雑木林。
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