大きな被害を出した台風4号だが

 7月中の台風としては最大規模で日本列島を襲った台風4号。九州・四国地方では死者・行方不明者を出し、3万人に避難勧告等が出されるなど大きな被害をだしたが、一方では、渇水に悩んでいた四国各地では恵みの雨ともなったようである。

 一時は貯水量が30%を割り込み、種主意制限を実施していた四国の水がめ、早明浦ダムの貯水量が14日時点で100%に回復したという。これにより、四国地方整備局が本年2月に設置した渇水対策本部も解散したとのこと。

 台風は大きな被害を出すこともある一方で、人が生きていくために不可欠な水をもたらしてくれるものなのですね。台風の発生と動きがコントロールできないものならば、せめて、行政は、被害を最小限にとどめる治山・治水事業にしっかり取組んで欲しいものです。


 例によって、記事本文と何の関係もない今日の1枚は、山保呂之(やまほろし)。ナス科のつる性多年草。蒸し暑い今頃、何とも涼しげな花姿が印象的です。
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