唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋<Gauche>の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
トヨタ、富士スピードウェイでのF1開催撤退?
モナコGPでの惨敗を受けてと云うことだろう、トヨタF1撤退の噂がヨーロッパを中心に駆け巡ったようだが、今度は富士スピードウェイでのF1開催撤退との報道。トヨタ側は即座に否定したが、撤退が検討されているのは事実のようである。
昨日、国内自動車メーカー各社が厳しい状況である事を書いたが、一部には回復の兆しが見えてきているのも事実。実は、郷秋<Gauche>は今週半ばに某トラック専業メーカーのトップ経験された方と1時間ほど直接お話をする機会を得ていた。その際に氏はPPTの資料を示し、要約すると「かつての『失われた10年』は徐々に業績が落ちてきて回復にも長い時間がかかったが、今回の危機が急激であったことを考えると回復も早いはず」との見通しを語られた。
長く自動車業界にあり幾度もの危機を経験された方の言葉は納得するだけの重みがあった。当然トヨタのトップも同様の分析をしているのではないかと思う。勿論その分析が直接的に楽天的な経営判断に結びつくとは思わない。モナコの惨敗が即トヨタのF1撤退、富士スピードウェイでのF1開催撤退の噂となったのは、やはり相当の危機感を持っているということだと思うが、本業が危うくなればモータースポーツ部門をいとも簡単に切り捨ててしまう、そのような土壌がることもまた確かなことだろう。
また、そのような噂が形成される下地もあったと云うべきである。それは、ホンダの唐突なF1撤退である。モータースポーツの歴史の短い日本にF1文化を持ち込み(ホントの意味で根付いたとは云えない)、ヨーロッパにおいても「F1クラブ」のメンバーとして定着したかに見えたホンダの突然の撤退は、ヨーロッパのモータースポーツファンに「信じられない日本」という思いを抱かせたことは容易に想像できるからである。
自動車大国になって久しい日本ではあるけれど、本当の意味でのモータースポーツ大国になるためにはまだまだ時間がかかる。あるいは、そうなるために何かが決定的に欠けているが故に、永遠になれないかも知れないな。
佃島(その8) 記事本文とは関係なく、写真の方は「佃島特集」が続きます。
佃島から大橋を歩いて渡って対岸の築地へ。これは佃島から遠望していたセントルークスタワーと聖路加レジデンス(上階は東京新阪急ホテル築地)と一階部分にあるピロティ。写真は、幾何学模様が面白いガラス張りの天井を見上げたもの。
昨日も書いた、セントルークスタワー47階にある展望室を内側から。それ程広いものではないこと、築地の市場、浜離宮、遠く浜松町方面と月島とその奥に見えるお台場方面しか見ることができないのは残念であるが、夜7時半まで無料で開放されている。
記事本文とはまったく無関係に続けてきた「佃島(・築地)特集」は明日で終了予定です。
昨日、国内自動車メーカー各社が厳しい状況である事を書いたが、一部には回復の兆しが見えてきているのも事実。実は、郷秋<Gauche>は今週半ばに某トラック専業メーカーのトップ経験された方と1時間ほど直接お話をする機会を得ていた。その際に氏はPPTの資料を示し、要約すると「かつての『失われた10年』は徐々に業績が落ちてきて回復にも長い時間がかかったが、今回の危機が急激であったことを考えると回復も早いはず」との見通しを語られた。
長く自動車業界にあり幾度もの危機を経験された方の言葉は納得するだけの重みがあった。当然トヨタのトップも同様の分析をしているのではないかと思う。勿論その分析が直接的に楽天的な経営判断に結びつくとは思わない。モナコの惨敗が即トヨタのF1撤退、富士スピードウェイでのF1開催撤退の噂となったのは、やはり相当の危機感を持っているということだと思うが、本業が危うくなればモータースポーツ部門をいとも簡単に切り捨ててしまう、そのような土壌がることもまた確かなことだろう。
また、そのような噂が形成される下地もあったと云うべきである。それは、ホンダの唐突なF1撤退である。モータースポーツの歴史の短い日本にF1文化を持ち込み(ホントの意味で根付いたとは云えない)、ヨーロッパにおいても「F1クラブ」のメンバーとして定着したかに見えたホンダの突然の撤退は、ヨーロッパのモータースポーツファンに「信じられない日本」という思いを抱かせたことは容易に想像できるからである。
自動車大国になって久しい日本ではあるけれど、本当の意味でのモータースポーツ大国になるためにはまだまだ時間がかかる。あるいは、そうなるために何かが決定的に欠けているが故に、永遠になれないかも知れないな。
佃島(その8) 記事本文とは関係なく、写真の方は「佃島特集」が続きます。
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佃島から大橋を歩いて渡って対岸の築地へ。これは佃島から遠望していたセントルークスタワーと聖路加レジデンス(上階は東京新阪急ホテル築地)と一階部分にあるピロティ。写真は、幾何学模様が面白いガラス張りの天井を見上げたもの。
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昨日も書いた、セントルークスタワー47階にある展望室を内側から。それ程広いものではないこと、築地の市場、浜離宮、遠く浜松町方面と月島とその奥に見えるお台場方面しか見ることができないのは残念であるが、夜7時半まで無料で開放されている。
記事本文とはまったく無関係に続けてきた「佃島(・築地)特集」は明日で終了予定です。
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