クルマとPCが無いと友だちができない?

 今日の読売新聞、人生相談の欄に「人と同じことをしないと普通の人間には見られないのでしょうか。誰にでも個性はあるはず。私の個性は認められないのでしょうか」という相談が載っていた。

 相談者は40歳代の男性で両親と三人暮らし(と云うことは独身なのでしょう)。どこに行くのも自転車で、遠距離は電車。PCを持っていないからメイルのやり取りも無い。携帯電話は2年前に買ったけれど通話の相手がいないのであまり使っていない。何よりも友だちがいないのだそうです。

 この方、何か勘違いしているんじゃないかと思うんですね。自分の個性が認められないのは「クルマもPCも持っていないから。どこにでも自転車で行くから」だと。そうじゃないですよ、きっと。だって、世の中にはクルマやPCを持っていない人はいくらでもいるし、ケータイ電話を持っていない人だっている。さすがにケータイを持っていない人は少ないけれど、だからと云ってその人が認められていないとか友だちがいないというようなことは、少なくとも郷秋<Gauche>の周りにはない。

 郷秋<Gauche>だって、テレビを見ない、映画を見ない、いまだかつてレンタルビデオ(DVD)を借りたことが無い、ゴルフをしないことなどを口にすると半ば変人扱いされることもあるけれど、別に気にならない。だって自分は自分、他人は他人だからね。思うところがあってクルマを持たない、PCを持たない生き方を自ら選んでいるならば、自信を持って我が道を行けばいいでしょう。それでも人から奇人変人されるのが嫌なら、クルマはともかくPCくらいは買ってみたらどうですかね。周りが変わらないなら自分が変わるのも方法かも。
 

 例によって記事本体とは何の関係もない今日の一枚は、RICOH GX200とNikon COOLPIX S52。一口にコンパクトタイプのデジタルカメラ(世の中では普通「コンデジ」と呼ばれているが、郷秋<Gauche>はそうは云わない。だから変人扱いされる?)と云っても色々ある。「コンパクト」と云う以上、小さくて軽い越したことは無いと思われる方もいるかも知れないが、そう云う方は一度、たとえばGR Digital IIやGX200を手にとってみて欲しい。COOLPIX S52と比べると容積も重さも倍はあるけれど、手に馴染む形・大きさと程よい重さから、他のカメラが頼りなく思うこと請け合い。定額給付金であるいは夏のボーナスでコンパクトタイプのデジタルカメラを買おうと考えておられる方は是非お試しを。
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