黄桜ハイボール

 3月31日に日本酒ハイボールと題する小文を書いたが、半月を経てようやく現物を入手できたのでさっそく飲んでみた。残念ながら美味さに感動する程ではなかったが、不味くて飲めないというものでもなく、日本酒を炭酸で割ればこんな味だろうと、想像していたそのままの味と飲み口であった。

 美味いか不味いかはっきりせよという問いに対しての答えは、「美味い」である。ただし筋金入りの日本酒党には、間違いなく不評だろう。黄桜株式会社に対して、「日本酒をなんと心得る」とか「日本酒を貶めた責任を取れ」などと云うクレームが殺到しているのではないかと他人事ながら心配する郷秋<Gauche>であるが、ワイン党の中には「これは日本のシャンパンではないか」と歓迎する向きもおられるかも知れない。

 優しい日本酒のほのかな香り漂い、口にすると炭酸の爽やかな開放感が広がる。日本酒であると思って飲むとがっかりするが「ジャパニーズ・スパークリング・ワイン」だと思って飲むと、なるほど、納得の味である。今日は生かつおの刺身、メカブの酢の物と共に頂いたが、赤身の刺身とは相性の良くないワインとは違い、濃い目の生臭に実に良く合い、その旨みを引き出してくれる。

 黄桜も、炭酸で割った時の事を考えて手持ちの酒の中から相性の良いものを選んだのだと思うが、炭酸水を用意さえすれば好きな日本酒をとの相性を飲む側が自由に選ぶことも出来る。アルコール分の表示からすると日本酒対炭酸水はほぼ1対1のようであるが、冷やすために氷を入れるとアルコール分も炭酸成分も薄まり、良い結果とはならない。ガラスのボトル入りではあるが、ここは冷凍庫で凍る寸前まで良く冷やして飲むのが最良と思量する。


 大きく重たいD300を持ち出すのは億劫だったので、一年前に定額給付金で買った中古のCOOLPIX S52で撮ったのが今日の一枚。WBこそ手動で設定したが、手抜きは一目瞭然。まるで証拠写真だなぁ。
コメント ( 0 ) | Trackback (  )

恩田の森、更新

 昨日、恩田の森で撮影いたしました写真をこちらに掲載しておりますので、ぜひご覧ください。
恩田Now 
コメント ( 0 ) | Trackback (  )