唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋<Gauche>の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
1位はやっぱりマクラーレン
今シーズンF1に参戦している全12チームのうち、一番効率よくポイントを獲得しているのはポイントランキングでもトップをとなったマクラーレンであった。随分前にもF1における費用対効果、つまり1ポイント獲得するためにどれだけの資金を投入したのかを計算した事があったが、今日はその2010年版である。
マクラーレンは今年1年間のレースのために195億円を投入すると云われているが第4戦が終了した時点でマクラーレンが獲得したポイントが109なので、1.8億円で1ポイントを獲得したことになる(本来はシーズン終了時点のポイントで計算すべきであるが、ここでは現時点の獲得ポイントで計算している)。
この1ポイント1.8億円という数字は、現時点でポイントを獲得している全8チームの中では抜群のコストパフォーマンスなのである。最も効率が悪いのは117億円を注ぎ込んで僅か2ポイントしか獲得できていないトロ・ロッソ(1ポイント当たり58億円)。もし、マシンの速さ、信頼性、チームの作戦能力、ドライバーの力量そして勝利の女神の微笑み度がマクラーレンとその二人のドライバーと同じであるならば、トロ・ロッソは65ポイントを獲得しいなければならないことになる。
さて、2番目に効率よくポイントを獲得しているのは、191億円とマクラーレンとほぼ同予算で戦い73ポイントを獲得しているレッドブル(1ポイント2.6億円)、3位は371億円で90ポイントのフェラーリ、247億円で60ポイントのメルセデスGP、191億円で46ポイントのルノーの3チームが共に1ポイント当たり4.1億円で並んでいる。
更に続ければ6位が111億円で18ポイントのフォース・インディア(1ポイント当たり6.2億円)、7位に121億円で6ポイントのウィリアムズ(1ポイント当たり20億円)そして最下位が先にも書いた117億円かけて僅か2ポイントしか取れていないトロ・ロッソ(1ポイント当たりなんと58億円!)と云う順番となっている。
1位:マクラーレン 1.8億円
2位:レッドブル 2.6億円
3位:メルセデスGP 4.1億円
3位:フェラーリ 4.1億円
3位:ルノー 4.1億円
6位:フォース・インディア 6.2億円
7位:ウィリアムズ 20億円
8位:トロ・ロッソ 58億円
こうしてみるとルノーとフォース・インディアが良い仕事をしていること、ウィリアムズ とトロ・ロッソがまったく期待はずれであることが良く判る。第4戦まででポイントを獲得していないザウバー、ロータス、ヴァージン、HRTの4チームは2010年の予算が一番多いロータスでも70億円程度とみられているが、もし、これらのチームが数ポイントでも獲得できればあっという間にウィリアムズより上位にランクされることになるが、あるいは、100億円以下の予算ではポイント獲得は難しいと考えるべきなのかも知れないな。
注:各チームの予算額はこちらを参考にした。
例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、緑滴るなるせの森の二輪草の谷を崖上の杉林から見下ろした図。林床に白い二輪草の花が一面に咲いているのがお判りになるだろうか。
マクラーレンは今年1年間のレースのために195億円を投入すると云われているが第4戦が終了した時点でマクラーレンが獲得したポイントが109なので、1.8億円で1ポイントを獲得したことになる(本来はシーズン終了時点のポイントで計算すべきであるが、ここでは現時点の獲得ポイントで計算している)。
この1ポイント1.8億円という数字は、現時点でポイントを獲得している全8チームの中では抜群のコストパフォーマンスなのである。最も効率が悪いのは117億円を注ぎ込んで僅か2ポイントしか獲得できていないトロ・ロッソ(1ポイント当たり58億円)。もし、マシンの速さ、信頼性、チームの作戦能力、ドライバーの力量そして勝利の女神の微笑み度がマクラーレンとその二人のドライバーと同じであるならば、トロ・ロッソは65ポイントを獲得しいなければならないことになる。
さて、2番目に効率よくポイントを獲得しているのは、191億円とマクラーレンとほぼ同予算で戦い73ポイントを獲得しているレッドブル(1ポイント2.6億円)、3位は371億円で90ポイントのフェラーリ、247億円で60ポイントのメルセデスGP、191億円で46ポイントのルノーの3チームが共に1ポイント当たり4.1億円で並んでいる。
更に続ければ6位が111億円で18ポイントのフォース・インディア(1ポイント当たり6.2億円)、7位に121億円で6ポイントのウィリアムズ(1ポイント当たり20億円)そして最下位が先にも書いた117億円かけて僅か2ポイントしか取れていないトロ・ロッソ(1ポイント当たりなんと58億円!)と云う順番となっている。
1位:マクラーレン 1.8億円
2位:レッドブル 2.6億円
3位:メルセデスGP 4.1億円
3位:フェラーリ 4.1億円
3位:ルノー 4.1億円
6位:フォース・インディア 6.2億円
7位:ウィリアムズ 20億円
8位:トロ・ロッソ 58億円
こうしてみるとルノーとフォース・インディアが良い仕事をしていること、ウィリアムズ とトロ・ロッソがまったく期待はずれであることが良く判る。第4戦まででポイントを獲得していないザウバー、ロータス、ヴァージン、HRTの4チームは2010年の予算が一番多いロータスでも70億円程度とみられているが、もし、これらのチームが数ポイントでも獲得できればあっという間にウィリアムズより上位にランクされることになるが、あるいは、100億円以下の予算ではポイント獲得は難しいと考えるべきなのかも知れないな。
注:各チームの予算額はこちらを参考にした。
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例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、緑滴るなるせの森の二輪草の谷を崖上の杉林から見下ろした図。林床に白い二輪草の花が一面に咲いているのがお判りになるだろうか。
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