唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
ヨーグルトは遠くからやって来る
昨日、ヨーグルトが売られていないことを書いた。今日、そのことをオフィスのスタッフに話したら、「えっ、ご存じないんですか?!」と笑われた。
云われてみれば確かにそうだ。生乳からヨーグルトを作るのには一定の温度で一定の時間発酵させる。つまり継続的な温度管理が必要なわけだが、そのためには当然電気が必要である。発酵途中で停電になったのでは話にならない。毎日停電があったのではその温度管理ができないからヨーグルトを製造できないのだと云う。うんうん、確かにそうだ。
で、今日。仕事帰りにスーパーマーケットに寄ったら数は少なかったがヨーグルトがあった。もちろん買った。買って家に帰ってどこで作ったものかを確認したら何と神戸産であった。随分遠くから運んでくるものだと感心したが、考えてもみれば、東京電力管内では作れないのだから遠くで作ったものを運んで来るしかないのである。それにしてもだ、神戸じゃなくたって、中部電力管内で作ったものでもいいんじゃないかと郷秋<Gauche>は思うぞ。工場がないなら仕方がないけれど。
そう云えば、パナソニックが国内で不足気味の単一乾電池を中国などの工場から空輸すると云う話が新聞に載っていた。あんな重たくて安い物を飛行機で運んだのでは採算が合わないだろうと思うのだがメーカーの責任として、運送費負担により赤字になってもでも供給すると云う姿勢はたいしたものである。めったに褒めたりしない郷秋<Gauche>でさえ誉めたくなるぞ。そう云う会社の製品こそ愛用したいものである。
例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、東京都下某所で咲き始めた大島桜。ちなみに桜餅を包んでいるのはこの大島桜の葉を塩漬けにしたものだそうだ。
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