蛍石の人工合成技術

 蛍石(フッ化カルシウム:CaF2)を人工的に合成する技術を、岩谷産業株式会社が確立させてとの報道。

 蛍石はカメラ用の高品位レンズの原料で、これまでは中国からの輸入に頼っていたとの事ですが、今回確立された技術により国内での原料生産が可能になりますので、チャイナリスクを心配する必要が無くなり、かつ天然の原料よりもより高純度の原料を廉価に供給することが可能になるそうです。

 これまでよりも高性能なレンズが廉価で供給される可能性があるようですので大いに期待したいものです。それにしてもレンズの原料を何故「ガス屋さん」が? と思うのですが、どうやら製造過程で回収したフロンガスを利用するらしいのです。それを聞くとガス屋さんがレンズの原料を作る理由がわかると云うものですね。

 話しは変りますが、この記事を書くに当たりイワタニのWebsiteを見て、郷秋<Gauche>もディパック愛用しているdeuter(ドイター)製品を同社が取り扱っているのを知ってビックリしました。これまたどうしてガス屋さんが? と思う訳ですが、こちらイワタニが昔から取り扱っているキャンプ用のガス・ストーブのPRIMS(プリムス)製品との関連、つまり、アウトドアつながりと云う事なのでしょうね。

 「恩田の森Now」
http://blog.goo.ne.jp/ondanomori/
 12日に撮影した写真を4点掲載いたしております。秋たけなわの森をどうぞご覧ください。

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