Nikon FとF5


 ニコンが1959年に、世界で初めて世に問うたプロ用一眼レフである「F」と、デジタル移行の最初期から移行完了時期まで現役であり続けプロ用銀塩一眼レフ最後のモデルとなった「F5」。Fは、より正しく云えばTTL中央部重点測光かつレンズ装着時に絞りリングを最小絞りから開放まで往復させるだけで(通称ガチャガチャ)レンズの開放値が伝達され開放測光が可能になるファインダーを搭載して1968年に登場したPhotomic FTn。一方のF5は、1996年の登場から2006年の販売終了まで機能的にはほとんど変わらぬまま販売されたもののうちの後期モデル。

 この2台は、50年に及ぶプロ用銀塩一眼レフの歴史の最初と最後を飾るモデルとして長く語り継がれるであろう重要なものである。ちなみに、Fに相応しいレンズを持ち合わせていないのでCarl Zeiss Planar 1.4/50 T*でお茶を濁したが、遠からずボディと同年代のレンズを手に入れたいと思っているところである。

「恩田の森Now」 http://blog.goo.ne.jp/ondanomori に、ただいまは5月2日に撮影した写真を9点掲載いたしております。初夏へと移ろう森の様子をご覧いただければ幸いです。

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