唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋<Gauche>の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
と言うことは?
予てよりの噂通り、今シーズン、ウイリアムズBMWのドライバーを務めるニック・ハイドフェルドのBMWへの移籍が発表された。2006年からの3年間の契約だという。
と言うことは、ウイリアムズのシートの1つが空席になったということだ。サー・フランク・ウイリアムズはここにジェンソン・バトンを座らせたい訳だが、当のバトンはウイリアムズとの契約があるにも関わらずBARホンダに残留したいとダダをこねている。
「ジェンソン君、契約があるんだからウイリアムズに行きなさい」そうすれば琢磨が2006年もBARホンダで走れるじゃないか。
待てよ。バトンが我侭を通してBARホンダに残る-->BARホンダは保証金の一部として琢磨をウイリアムズに渡す-->2006年シーズン前半、経験豊富なコスワーズV8で琢磨善戦-->2006年夏、ホンダが2007年からのウイリアムズへのエンジン供給発表!ウイリアムズ・ホンダの復活だ!!なぁ~てのもいいぞ!!う~~~ん、悩ましい・・・

今日の1枚は「水引(ミズヒキ)」。こんなに小さくて地味な花を愛でるのは世界中探しても日本人だけでしょうね。300mm、1/60、手持ちではさすがにブレちゃいました(^^;。
[ 撮影:いつもの東京都下某所 ]
と言うことは、ウイリアムズのシートの1つが空席になったということだ。サー・フランク・ウイリアムズはここにジェンソン・バトンを座らせたい訳だが、当のバトンはウイリアムズとの契約があるにも関わらずBARホンダに残留したいとダダをこねている。
「ジェンソン君、契約があるんだからウイリアムズに行きなさい」そうすれば琢磨が2006年もBARホンダで走れるじゃないか。
待てよ。バトンが我侭を通してBARホンダに残る-->BARホンダは保証金の一部として琢磨をウイリアムズに渡す-->2006年シーズン前半、経験豊富なコスワーズV8で琢磨善戦-->2006年夏、ホンダが2007年からのウイリアムズへのエンジン供給発表!ウイリアムズ・ホンダの復活だ!!なぁ~てのもいいぞ!!う~~~ん、悩ましい・・・

今日の1枚は「水引(ミズヒキ)」。こんなに小さくて地味な花を愛でるのは世界中探しても日本人だけでしょうね。300mm、1/60、手持ちではさすがにブレちゃいました(^^;。
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NASA御用達カメラ
NikonのF、F3といったフラッグシップ・カメラが30年以上にわたりNASAの御用達としてアポロやスペースシャトルに搭載され貴重な影像を記録してきたのは有名な話であるが、8月9日に打ち上げられたディスカバリーにもNikon製のカメラが搭載されたことがWebsiteで紹介されていた。
ところがこの報道、なんとも歯切れが悪いのだ。何故なら、「F5ベースのデジタルカメラ(コダック製)、ニッコールレンズ、スピードライトが搭載されました」とあるからなのだ。
つい先ごろまでNikonのフラッグシップであったF5そのものではなく、F5ベースのコダック製デジタルカメラだというのだ。なんだ?、それは。調べてみたら、確かにそういうカメラが存在することが判明した。これだ。
確かにF5だ。やはりF5をベースに1999年9月に登場したコダック製DCS660の後継機だが、最大の特徴はDCS660が371万円もしたのに対して、2001年5月登場のDCS760は89万円と一気に1/4の値段になっていることか。
もっとも、DCS760の登場から更に4年が経過しているし、所謂「特注」かも知れないので、今回ディスカバリーに搭載されたものがDCS760そのもの、あるいはそれを更にNASA仕様に改造したものなのかどうかもわからない。
でも、確かに「F5ベースのデジタルカメラ」が存在していることがわかった。では何故NikonのD2Xではなく「F5ベースのデジタルカメラ」なのだろうか。それはきっとコダック製と言うところポイントなんだろうな。
かつてスペースカメラとして活躍したのはNASA仕様のF3だが、厳しいNASAの要求(絶対に故障しないという100%の信頼性の元にバックアップ用機材を搭載していない)に応えられるカメラを作れるのはNikonだけだったわけだ。コダックには一眼レフを作る技術がないからな。でも、F5という優れたベースがあってはじめてコダックが開発したデジタル方式記録部とドッキングさせたコダック製、つまりアメリカ製のデジタル一眼レフを作ることが可能になったわけだな。
そこで、そのアメリカ製デジタル一眼レフをスペースシャトルに搭載したのだろう。うぅ~~ん、アメリカ人はやっぱりと言うべきなのか、とにかく愛国精神に富んでいるんだな。世界のリーダを自認するアメリカが威信をかけて飛ばすスペースシャトルに日本製のカメラを搭載するのは屈辱的なことだったのだろう。だから、ようやく作ることの出来た「アメリカ製」デジタル一眼レフを載せた。でもさ、F5がなかったら作れなかったわけだよな。「アメリカ製」デジタル一眼レフ。
わずかな情報を元に、郷秋<Gauche>の独断と偏見で書いてみたけれど、果たしてどこまで当たっているやら。このあたりの事情に詳しい方がいたらぜひともお話をお聞きしてみたいものですな。

今日の1枚は黄色いコスモス、イエローキャンパスをバックにした黄花コスモス。黄花コスモスは名前にこそ「黄」が付きますが、その花色はご覧の通りオレンジ色です(葉の形も普通のコスモスとは違う)。バックでボケているのが本当の意味での黄色いコスモス、イエローキャンパス(玉川大学農学部の故佐俣教授、稲津教授が育成。もう少し淡い黄色のイエローガーデンもある)です。今日はちょっと早かったみたいなので近いうちにあらためてご紹介したいと思います。
[ 撮影:いつもの東京都下某所 ]
ところがこの報道、なんとも歯切れが悪いのだ。何故なら、「F5ベースのデジタルカメラ(コダック製)、ニッコールレンズ、スピードライトが搭載されました」とあるからなのだ。
つい先ごろまでNikonのフラッグシップであったF5そのものではなく、F5ベースのコダック製デジタルカメラだというのだ。なんだ?、それは。調べてみたら、確かにそういうカメラが存在することが判明した。これだ。
確かにF5だ。やはりF5をベースに1999年9月に登場したコダック製DCS660の後継機だが、最大の特徴はDCS660が371万円もしたのに対して、2001年5月登場のDCS760は89万円と一気に1/4の値段になっていることか。
もっとも、DCS760の登場から更に4年が経過しているし、所謂「特注」かも知れないので、今回ディスカバリーに搭載されたものがDCS760そのもの、あるいはそれを更にNASA仕様に改造したものなのかどうかもわからない。
でも、確かに「F5ベースのデジタルカメラ」が存在していることがわかった。では何故NikonのD2Xではなく「F5ベースのデジタルカメラ」なのだろうか。それはきっとコダック製と言うところポイントなんだろうな。
かつてスペースカメラとして活躍したのはNASA仕様のF3だが、厳しいNASAの要求(絶対に故障しないという100%の信頼性の元にバックアップ用機材を搭載していない)に応えられるカメラを作れるのはNikonだけだったわけだ。コダックには一眼レフを作る技術がないからな。でも、F5という優れたベースがあってはじめてコダックが開発したデジタル方式記録部とドッキングさせたコダック製、つまりアメリカ製のデジタル一眼レフを作ることが可能になったわけだな。
そこで、そのアメリカ製デジタル一眼レフをスペースシャトルに搭載したのだろう。うぅ~~ん、アメリカ人はやっぱりと言うべきなのか、とにかく愛国精神に富んでいるんだな。世界のリーダを自認するアメリカが威信をかけて飛ばすスペースシャトルに日本製のカメラを搭載するのは屈辱的なことだったのだろう。だから、ようやく作ることの出来た「アメリカ製」デジタル一眼レフを載せた。でもさ、F5がなかったら作れなかったわけだよな。「アメリカ製」デジタル一眼レフ。
わずかな情報を元に、郷秋<Gauche>の独断と偏見で書いてみたけれど、果たしてどこまで当たっているやら。このあたりの事情に詳しい方がいたらぜひともお話をお聞きしてみたいものですな。

今日の1枚は黄色いコスモス、イエローキャンパスをバックにした黄花コスモス。黄花コスモスは名前にこそ「黄」が付きますが、その花色はご覧の通りオレンジ色です(葉の形も普通のコスモスとは違う)。バックでボケているのが本当の意味での黄色いコスモス、イエローキャンパス(玉川大学農学部の故佐俣教授、稲津教授が育成。もう少し淡い黄色のイエローガーデンもある)です。今日はちょっと早かったみたいなので近いうちにあらためてご紹介したいと思います。
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ニコ・ロズベルク、F1デビューか?
モンツァでの怪我療養中のニック・ハイドフェルドだが、今度は自転車で走行中にオートバイと接触、転倒し肩甲骨にひびが入る怪我を負い今シーズン残り3戦のドライブが危ぶまれている。
そうなるとここ2戦、ハイドフェルドの代役を務めたアントニオ・ピッツォニアが残り3戦もドライブすることが予想されるが、サー・フランク・ウイリアムズは、現在GP2でポイントランキング1位をキープし、ウイリアムズのテストドライバーも務めているニコ・ロズベルクを起用することも選択肢の一つとして考えているらしい。
ロズベルクと聞けば古くからのF1ファンならば元祖フライング・フィン、ケケの顔を思い浮かべることだろう。また新しいF1ファンにはミカ・ハッキネンやキミ・ライッコネンのマネージャーとして知られているかも知れない。ニコは、そのケケの息子なのである。
歌手しかり、政治家然り、どの世界でも蛙の子は蛙とばかりに2世が活躍することが多いわけだがF1もまた然りである。2世F1ドライバーと言えば、多くの方が97年のワールドチャンピョン、ジャック・ビルヌーヴを思い出すだろ。父親のジル・ビルヌーヴはフェラーリドライバーとして人気の頂点にあった1982年5月、ベルギーGPで事故死。父が果たせなかったワールドチャンピョンの夢は息子が叶えた。
既に引退した96年のワールドチャンピョン、デーモン・ヒルを思い出す方もいるだろう。父は62年、68年のワールドチャンピョンに輝いたグラハム・ヒルである。こちらは親子でタイトルを獲得している。
話をロズベルクに戻そう。ケケ・ロズベルクはウイリアムズ・フォードを駆り82年にワールドチャンピョンのタイトルを手にしている。当時は全16戦、1位から6位までに9-6-4-3-2-1ポイントが与えられるなど、現在とはレース数、付与ポイント数が違ってはいるが、ケケは僅かに44ポイントでワールドチャンピョンに輝く。
このシーズンのケケの優勝は僅かにスイスGPの1回限り。3回の2位、2回の3位などでポイントを集め、優勝2回のニキ・ラウダ、アラン・プロストらを振りきってのタイトル獲得であった。
F1デビューを虎視眈々と狙っている2世ドライバーはニコだけではない。、アラン・プロスト、ネルソン・ピケ、ニキ・ラウダの息子たち(ニコラス、ネルシーニョそしてマティアス)もまた隙あらばと狙っているのだ。デーモン・ヒルやジャック・ビルヌーヴがF1界の2世第1世代(注)だとすると、ニコらは第2世代と言っても良いだろう。最年少チャンピョンの誕生と共に、F1にも新しい時代がやって来るのだ。
ロズベルク、この懐かしい名前が果たしてブラジルGPのスターティング・グリッドに記されるのか。2週間後を楽しみにした。
注:もう少し遡ればアンドレッティ父子、ブラバム父子の例もあるが息子の方はお世辞にも成功したとは言いがたい。

今日の1枚は、例によって記事本文とは何の関係もない蘭の花。いつもの東京都下某所にある温室で撮影しましたが、もう三工夫くらいしないと。これではだめですね。
そうなるとここ2戦、ハイドフェルドの代役を務めたアントニオ・ピッツォニアが残り3戦もドライブすることが予想されるが、サー・フランク・ウイリアムズは、現在GP2でポイントランキング1位をキープし、ウイリアムズのテストドライバーも務めているニコ・ロズベルクを起用することも選択肢の一つとして考えているらしい。
ロズベルクと聞けば古くからのF1ファンならば元祖フライング・フィン、ケケの顔を思い浮かべることだろう。また新しいF1ファンにはミカ・ハッキネンやキミ・ライッコネンのマネージャーとして知られているかも知れない。ニコは、そのケケの息子なのである。
歌手しかり、政治家然り、どの世界でも蛙の子は蛙とばかりに2世が活躍することが多いわけだがF1もまた然りである。2世F1ドライバーと言えば、多くの方が97年のワールドチャンピョン、ジャック・ビルヌーヴを思い出すだろ。父親のジル・ビルヌーヴはフェラーリドライバーとして人気の頂点にあった1982年5月、ベルギーGPで事故死。父が果たせなかったワールドチャンピョンの夢は息子が叶えた。
既に引退した96年のワールドチャンピョン、デーモン・ヒルを思い出す方もいるだろう。父は62年、68年のワールドチャンピョンに輝いたグラハム・ヒルである。こちらは親子でタイトルを獲得している。
話をロズベルクに戻そう。ケケ・ロズベルクはウイリアムズ・フォードを駆り82年にワールドチャンピョンのタイトルを手にしている。当時は全16戦、1位から6位までに9-6-4-3-2-1ポイントが与えられるなど、現在とはレース数、付与ポイント数が違ってはいるが、ケケは僅かに44ポイントでワールドチャンピョンに輝く。
このシーズンのケケの優勝は僅かにスイスGPの1回限り。3回の2位、2回の3位などでポイントを集め、優勝2回のニキ・ラウダ、アラン・プロストらを振りきってのタイトル獲得であった。
F1デビューを虎視眈々と狙っている2世ドライバーはニコだけではない。、アラン・プロスト、ネルソン・ピケ、ニキ・ラウダの息子たち(ニコラス、ネルシーニョそしてマティアス)もまた隙あらばと狙っているのだ。デーモン・ヒルやジャック・ビルヌーヴがF1界の2世第1世代(注)だとすると、ニコらは第2世代と言っても良いだろう。最年少チャンピョンの誕生と共に、F1にも新しい時代がやって来るのだ。
ロズベルク、この懐かしい名前が果たしてブラジルGPのスターティング・グリッドに記されるのか。2週間後を楽しみにした。
注:もう少し遡ればアンドレッティ父子、ブラバム父子の例もあるが息子の方はお世辞にも成功したとは言いがたい。

今日の1枚は、例によって記事本文とは何の関係もない蘭の花。いつもの東京都下某所にある温室で撮影しましたが、もう三工夫くらいしないと。これではだめですね。
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郷秋<Gauche>は変人か?
今日もまた、変人扱いされてしまいました。自分では、へそ曲がりではあるかも知れないけれど、断じて変人なんかではないと思っているのに。大いに心外である。プンプン。
実は今日、あるところである人に血液型を聞かれたんだな。「教えないっ。へ~っ、血液型と性格って関係あるの?!」ってなことを(やんわりとのつもりで)言ったら、途端に変人扱い。
「郷秋<Gauche>さんって、○型なんだ~っ。そうだよね、○○○○だものね」とか、「え~っ!郷秋<Gauche>さん、ホントに△型なの?□型だと思ってた。付き合い方変えなくちゃ」とか言われるのが嫌なんです。血液型と性格は関係ないんだって!
多くの日本人は関係大有りだと思っているようだけれど、ホント、血液型と性格は関係ないんです。太平洋戦争前の話だからもう70年以上前のことだと思うけれど、当時の日本陸軍が血液型と性格についての研究をしたんだそうです。軍が研究するわけですから、そこには何がしかの関係があって、それを利用することで戦争を有利に戦えるんじゃないかとか、弱みになる部分があったら補強しなくちゃと思ったのでしょう。
だから相当切羽詰ったと言うか、戦争に勝つための兵器ともなるのではないかと真剣に研究したのでしょうね。ところがところが、研究の結果は「血液型と性格は何ら関係ない」ということで、相当の費用と人と時間を注ぎ込んだ研究は何の成果をあげることも出来ないまま終了したと言うのです。
軍事的利用価値があるだろうとの予測の元に始めた研究であったのに、結果は「関係無し」です。軍隊は無駄なことはしませんからね、この結果は間違いのないものなのです。
なのに何故「血液型と性格大いに関係あり神話」が定着したのかといえば、昭和40年代の始めでしょうか、どなたかが血液型と性格に関する本を出して以降、1億2千万の日本人の多くが血液型と性格には「深い」関係があると思い込んでしまったの言うのが定説ですね。今ではこの神話を誰も疑わない。信じない人は「変人扱い」です。
この神話を信じない、数少ない例外の1人が郷秋<Gauche>であるわけですが、変人扱いされないように血液型の話になるとそっとその話題から逃れたりしていたのですが、今日はズバリと、遠慮の欠けらも無く、真正面から聞かれたために逃げる暇も無く先の発言-->変人扱いとなったわけです。
血液型を聞かれるたびに「実はね、旧日本陸軍がね・・・」と説明するのも面倒なので「知らない」とか「H型。だから近づかない方がいいよ」とか言ってごまかしています。だから、郷秋<Gauche>に会っても決して血液型を聞いたりしないでくださいね。勿論Mail等での問い合わせもご遠慮くださいませ。
「絶対関係あるんだから。そんなことを言う郷秋<Gauche>さん、きっとAB型よ」と言って引き下がらない方(どうも多いんだな。女性に)も多いことでしょうから、最後にこんなエピソードを書いておきましょう。
ある時、職場の同僚のお父さまが手術をするために輸血用の血液が欲しいということで、同じ血液型の10人程に協力の依頼がありました。手術の1週間ほど前に病院で採血するから来て欲しいという連絡を受けたので行きました。普通はみんなで一緒に行って、一緒に帰って来るのかなと思いますが、この時は全員が自分のクルマで、てんでにバラバラ勝手に出発しました。
自分のクルマで行くにしても、普通は「病院はここだから、この道を通って・・・」なんて打ち合わせをして「後ろついていくから」となって出発するんじゃないかと思いますが、全員が全員、自分が一番早いと思う道をてんでバラバラに病院へ。
病院に着くと「俺の方が早かったね。どの道通って来た?」なんて話をしながら腕をまくって、それぞれ採血してもらいました。そして自分の採血が終わると「お先に」といって自分のクルマで一番早いと信じている道をスタコラサッサと帰って来たのでありました。全員このパターンで、誰も不思議に思わなかったようです。エピソードはこれで終わりです。
最後にもう一度言っておきますね。「血液型と性格は関係ないんだって!」

今日の1枚は血液型とは何の関係も無い、韮(ニラ)の花。畑じゃなくて道端やちょっとした土手で、今が盛りと咲いています。畑から逃げ出して野生化しているようです。葉っぱをちぎってみるとちゃんと韮の匂いがしますから、間違いなく韮ですね。
[ 撮影:あかねの森 ]
実は今日、あるところである人に血液型を聞かれたんだな。「教えないっ。へ~っ、血液型と性格って関係あるの?!」ってなことを(やんわりとのつもりで)言ったら、途端に変人扱い。
「郷秋<Gauche>さんって、○型なんだ~っ。そうだよね、○○○○だものね」とか、「え~っ!郷秋<Gauche>さん、ホントに△型なの?□型だと思ってた。付き合い方変えなくちゃ」とか言われるのが嫌なんです。血液型と性格は関係ないんだって!
多くの日本人は関係大有りだと思っているようだけれど、ホント、血液型と性格は関係ないんです。太平洋戦争前の話だからもう70年以上前のことだと思うけれど、当時の日本陸軍が血液型と性格についての研究をしたんだそうです。軍が研究するわけですから、そこには何がしかの関係があって、それを利用することで戦争を有利に戦えるんじゃないかとか、弱みになる部分があったら補強しなくちゃと思ったのでしょう。
だから相当切羽詰ったと言うか、戦争に勝つための兵器ともなるのではないかと真剣に研究したのでしょうね。ところがところが、研究の結果は「血液型と性格は何ら関係ない」ということで、相当の費用と人と時間を注ぎ込んだ研究は何の成果をあげることも出来ないまま終了したと言うのです。
軍事的利用価値があるだろうとの予測の元に始めた研究であったのに、結果は「関係無し」です。軍隊は無駄なことはしませんからね、この結果は間違いのないものなのです。
なのに何故「血液型と性格大いに関係あり神話」が定着したのかといえば、昭和40年代の始めでしょうか、どなたかが血液型と性格に関する本を出して以降、1億2千万の日本人の多くが血液型と性格には「深い」関係があると思い込んでしまったの言うのが定説ですね。今ではこの神話を誰も疑わない。信じない人は「変人扱い」です。
この神話を信じない、数少ない例外の1人が郷秋<Gauche>であるわけですが、変人扱いされないように血液型の話になるとそっとその話題から逃れたりしていたのですが、今日はズバリと、遠慮の欠けらも無く、真正面から聞かれたために逃げる暇も無く先の発言-->変人扱いとなったわけです。
血液型を聞かれるたびに「実はね、旧日本陸軍がね・・・」と説明するのも面倒なので「知らない」とか「H型。だから近づかない方がいいよ」とか言ってごまかしています。だから、郷秋<Gauche>に会っても決して血液型を聞いたりしないでくださいね。勿論Mail等での問い合わせもご遠慮くださいませ。
「絶対関係あるんだから。そんなことを言う郷秋<Gauche>さん、きっとAB型よ」と言って引き下がらない方(どうも多いんだな。女性に)も多いことでしょうから、最後にこんなエピソードを書いておきましょう。
ある時、職場の同僚のお父さまが手術をするために輸血用の血液が欲しいということで、同じ血液型の10人程に協力の依頼がありました。手術の1週間ほど前に病院で採血するから来て欲しいという連絡を受けたので行きました。普通はみんなで一緒に行って、一緒に帰って来るのかなと思いますが、この時は全員が自分のクルマで、てんでにバラバラ勝手に出発しました。
自分のクルマで行くにしても、普通は「病院はここだから、この道を通って・・・」なんて打ち合わせをして「後ろついていくから」となって出発するんじゃないかと思いますが、全員が全員、自分が一番早いと思う道をてんでバラバラに病院へ。
病院に着くと「俺の方が早かったね。どの道通って来た?」なんて話をしながら腕をまくって、それぞれ採血してもらいました。そして自分の採血が終わると「お先に」といって自分のクルマで一番早いと信じている道をスタコラサッサと帰って来たのでありました。全員このパターンで、誰も不思議に思わなかったようです。エピソードはこれで終わりです。
最後にもう一度言っておきますね。「血液型と性格は関係ないんだって!」

今日の1枚は血液型とは何の関係も無い、韮(ニラ)の花。畑じゃなくて道端やちょっとした土手で、今が盛りと咲いています。畑から逃げ出して野生化しているようです。葉っぱをちぎってみるとちゃんと韮の匂いがしますから、間違いなく韮ですね。
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F1 第16戦ベルギーGPを振り返る
今年もまた、スパ・ウェザーがレースの綾となった。ウェット・レースでなければトヨタがマクラーレンを追い回すシーンを見ることはなかったであろうし、モントーヤとピッツォニアの接触もなかった。琢磨のミヒャエルヘの追突も、ウェバー、ビルヌーブ、モンテイロの入賞もなかっただろう。
レースは結果だから、雨であったから、なかったからと言ってみても仕方がない。あの天候であの路面状況で速かったものが優勝し、リスクをコントロールできなかったものがリタイヤしたのだ。
そんな荒れたレースでライッコネンとアロンソは、そしてマクラーレンMP4-20メルセデスとルノーR25はチャンピョン争いをするに相応しい当代きってのドライバーであり、そしてマシンであることを証明し。
ライッコネンは渾身の走りで最年少チャンピョンがここスパで登場することを阻止はしたが、次戦ブラジルGPではアロンソがリタイヤでもしない限り、おそらくは決着が着く。ライッコネン自身が最年少チャンピョンの座をかけてミヒャエルに果敢に戦いを挑んだ2003年には叶わなかった記録誕生を、そのライッコネンが演出することになるのだろう。
<ベルギーGP決勝レースの結果>
1位:キミ・ライッコネン / マクラーレン・メルセデス / 予選2位
2位:フェルナンド・アロンソ / ルノー / 予選3位
3位:ジェンソン・バトン / BARホンダ / 予選8位
4位:マーク・ウェバー / ウイリアムズ・BMW / 予選9位
5位:ルーベンス・バリチェロ / フェラーリ / 予選12位
6位:ジャック・ビルヌーブ / ザウバー・ペトロナス / 予選13位
7位:ラルフ・シューマッハ / トヨタ / 予選6位
8位:ティアゴ・モンテイロ / ジョーダン・トヨタ / 予選19位
濡れたコースでのレース、更には終盤にドライ・タイヤに履き替えたドライバーもおり、レース中の各自の最速ラップと結果とは一致しないが、これが雨のレースの面白さでもあるので、いつものようにレース中のラップタイムも確認しておこう。
1位:ラルフ・シューマッハ / トヨタ 1'51.453 / 43 D
2位:マーク・ウェバー / ウイリアムズ・BMW 1'52.287 / 44 D
3位:クリスチャン・クリエン / レッドブル 1'52.582 / 43 D
4位:ルーベンス・バリチェッロ フェラーリ 1'52.590 / 44 D
5位:ジェンソン・バトン / BARホンダ 1'53.323 / 44 D
6位:キミ・ライッコネン / マクラーレン・メルセデス 1'53.810 / 34 W
7位:ジャック・ビルヌーブ / ザウバー・ペトロナス 1'54.251 / 44 D
8位:ナレイン・カーティケヤン ジョーダン / 1'55.885 / 43 D
10位:フェルナンド・アロンソ / ルノー 1'56.131 / 31 W
17位:ティアゴ・モンテイロ / ジョーダン 1'57.886 / 41 D
注:タイムの後は記録周回、DはDry Tire、W はWet Tire
濡れた路面の中でリードを築いたライッコネン、アロンソが遅いラップタイムながら乾き始めた路面で踏ん張り上位に、それ以降は乾いてきた路面に合わせて終盤ドライ・タイヤに履き替えたドライバーが最速ラップを連発しながら順位を上げてきた様子が良くお分かりいただけることだろう。
F1史上最も若いワールド・チャンピョンが誕生するであろうブラジルGPは2週間後に開幕である。

例によって記事本文とは何の関係もない今日の1枚は、玉簾(タマスダレ)。細長い籤のような葉を簾(すだれ)見立てて付けられた名前のようですが「玉」は花のことなのでしょうか。美しい花姿にはちょっと不似合いな名前のためか、属名からゼフィランサスと呼ばれることもあるようです。
[ 撮影:あかねの森 ]
レースは結果だから、雨であったから、なかったからと言ってみても仕方がない。あの天候であの路面状況で速かったものが優勝し、リスクをコントロールできなかったものがリタイヤしたのだ。
そんな荒れたレースでライッコネンとアロンソは、そしてマクラーレンMP4-20メルセデスとルノーR25はチャンピョン争いをするに相応しい当代きってのドライバーであり、そしてマシンであることを証明し。
ライッコネンは渾身の走りで最年少チャンピョンがここスパで登場することを阻止はしたが、次戦ブラジルGPではアロンソがリタイヤでもしない限り、おそらくは決着が着く。ライッコネン自身が最年少チャンピョンの座をかけてミヒャエルに果敢に戦いを挑んだ2003年には叶わなかった記録誕生を、そのライッコネンが演出することになるのだろう。
<ベルギーGP決勝レースの結果>
1位:キミ・ライッコネン / マクラーレン・メルセデス / 予選2位
2位:フェルナンド・アロンソ / ルノー / 予選3位
3位:ジェンソン・バトン / BARホンダ / 予選8位
4位:マーク・ウェバー / ウイリアムズ・BMW / 予選9位
5位:ルーベンス・バリチェロ / フェラーリ / 予選12位
6位:ジャック・ビルヌーブ / ザウバー・ペトロナス / 予選13位
7位:ラルフ・シューマッハ / トヨタ / 予選6位
8位:ティアゴ・モンテイロ / ジョーダン・トヨタ / 予選19位
濡れたコースでのレース、更には終盤にドライ・タイヤに履き替えたドライバーもおり、レース中の各自の最速ラップと結果とは一致しないが、これが雨のレースの面白さでもあるので、いつものようにレース中のラップタイムも確認しておこう。
1位:ラルフ・シューマッハ / トヨタ 1'51.453 / 43 D
2位:マーク・ウェバー / ウイリアムズ・BMW 1'52.287 / 44 D
3位:クリスチャン・クリエン / レッドブル 1'52.582 / 43 D
4位:ルーベンス・バリチェッロ フェラーリ 1'52.590 / 44 D
5位:ジェンソン・バトン / BARホンダ 1'53.323 / 44 D
6位:キミ・ライッコネン / マクラーレン・メルセデス 1'53.810 / 34 W
7位:ジャック・ビルヌーブ / ザウバー・ペトロナス 1'54.251 / 44 D
8位:ナレイン・カーティケヤン ジョーダン / 1'55.885 / 43 D
10位:フェルナンド・アロンソ / ルノー 1'56.131 / 31 W
17位:ティアゴ・モンテイロ / ジョーダン 1'57.886 / 41 D
注:タイムの後は記録周回、DはDry Tire、W はWet Tire
濡れた路面の中でリードを築いたライッコネン、アロンソが遅いラップタイムながら乾き始めた路面で踏ん張り上位に、それ以降は乾いてきた路面に合わせて終盤ドライ・タイヤに履き替えたドライバーが最速ラップを連発しながら順位を上げてきた様子が良くお分かりいただけることだろう。
F1史上最も若いワールド・チャンピョンが誕生するであろうブラジルGPは2週間後に開幕である。

例によって記事本文とは何の関係もない今日の1枚は、玉簾(タマスダレ)。細長い籤のような葉を簾(すだれ)見立てて付けられた名前のようですが「玉」は花のことなのでしょうか。美しい花姿にはちょっと不似合いな名前のためか、属名からゼフィランサスと呼ばれることもあるようです。
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秋、到来
四季折々の恩田の森の様子を毎週末4枚の写真でご紹介する恩田Nowのページを昨年の5月9日に始めました。それ以来、文字通り雨の日も風の日も、雪の日にも酷暑の日にも休まず70週続けてきたが、先週末は何とも都合がつかずお休みと相成ってしまいました。
どうしても土日に都合がつかない時には週明けの月曜日に撮影・掲載ということが何度かあったけれど、70週休まずに続けられたのは何よりも健康に恵まれていたんだなとつくづくと思うのです。毎週末の撮影で約10Km歩いているからそれが良かったのかもしれません。
さて、そんなわけで2週間ぶりに歩いた森は、すっかり秋。気温こそ30度と真夏を思わせる暑さと湿度でしたが、目にするものすべてが秋になていました。今日の1枚は珍しく記事本文に関連する写真です。blogへの掲載は1枚ですが、恩田Nowには4点の写真を掲載しておりますのでぜひご覧ください。

[ 撮影:なるせの森 ]
恩田Now
どうしても土日に都合がつかない時には週明けの月曜日に撮影・掲載ということが何度かあったけれど、70週休まずに続けられたのは何よりも健康に恵まれていたんだなとつくづくと思うのです。毎週末の撮影で約10Km歩いているからそれが良かったのかもしれません。
さて、そんなわけで2週間ぶりに歩いた森は、すっかり秋。気温こそ30度と真夏を思わせる暑さと湿度でしたが、目にするものすべてが秋になていました。今日の1枚は珍しく記事本文に関連する写真です。blogへの掲載は1枚ですが、恩田Nowには4点の写真を掲載しておりますのでぜひご覧ください。

[ 撮影:なるせの森 ]
恩田Now

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F1 第16戦ベルギーGP予選終了
数あるGPサーキットの中でも多くのドライバーに最もチャレンジングだといわれているのが、ベルギーGPの舞台となるスパ-フランコルシャンである。高速コーナー、低速コーナーが巧みに組み合わされた複雑なレイアウト。山間部に位置し高低差のあるコース故の天候、スパ・ウェザーが数々の名勝負を演出してきた。全長 6.976kmのコースはGPサーキット最長であることでも知られる。
さて、そのスパ-フランコルシャンでのレースは初日からスパ・ウェザーに翻弄される。初日2回目のフリー走行では強い雨のために赤旗が出されたのだ。昨日の時点で今日の予想降水確率が70%となっていたため、予選への影響が心配されたが天候は朝から回復に向かい路面はウエットからハーフウエットへ。
そんなコンディションの中で行われたフリー走行3ではライッコネン、モントーヤの1-2、フィジケラ、アロンソの3-4。2強の真っ向勝負だ。
そして肝心の予選結果はと言えば、次の通りだ。
<ベルギーGP予選結果>
1位:ファン-パブロ・モントーヤ / マクラーレン・メルセデス 1'46"391
2位:キミ・ライッコネン / マクラーレン・メルセデス 1'46"440
3位:ヤルノ・トゥルーリ / トヨタ 1'46"596
4位:フェルナンド・アロンソ / ルノー 1'46"760
5位:ラルフ・シューマッハー / トヨタ 1'47"401
6位:ミヒャエル・シューマッハー / フェラーリ 1'47"476
7位:フェリペ・マッサ / ザウバー・ペトロナス 1'47"867
8位:ジェンソン・バトン / BARホンダ 1'47"978
13位:ジャンカルロ・フィジケラ / ルノー 1'46"497
フィジケラは3番手のタイムをマークしたが、予選前にエンジンを交換しているために13番グリッドからの追い上げとなる。バルブ駆動システムに不安があるとのことだがアロンソのエンジンには問題はないのか。
琢磨は1つ繰り上がりの10番グリッドからの発進となる。先週のイタリアGPの折に「BARホンダは完全復活と見てよいだろう」と書いたが、これはとんだ見込み違いのようであった。チーム戦略の問題があるにしても、モンツァでのレース結果と今回の予選結果を見れば未だ課題山積であることがわかる。セッティングの幅が狭く、コースによる適・不適が大きく出てしまうのだろう。
チャンピョン争いも大詰めのシーズン第16戦、今年もまたスパ・ウェザーによる波乱があるのか。あってもなくても、F1史上最年少チャンピョンの誕生にマッタをかけるライッコネンの渾身の走りを期待しようではないか。

日々草(ニチニチソウ)よりも百日紅(サルスベリ)よりも長く1,000日間、つまり一年中咲いていると言うのは真っ赤な嘘の、千日紅(センニチコウ)。夏の間中、秋になってもず~~~っと咲き続けているのはホントです。
[ 撮影:いつもの東京都下某所 ]
さて、そのスパ-フランコルシャンでのレースは初日からスパ・ウェザーに翻弄される。初日2回目のフリー走行では強い雨のために赤旗が出されたのだ。昨日の時点で今日の予想降水確率が70%となっていたため、予選への影響が心配されたが天候は朝から回復に向かい路面はウエットからハーフウエットへ。
そんなコンディションの中で行われたフリー走行3ではライッコネン、モントーヤの1-2、フィジケラ、アロンソの3-4。2強の真っ向勝負だ。
そして肝心の予選結果はと言えば、次の通りだ。
<ベルギーGP予選結果>
1位:ファン-パブロ・モントーヤ / マクラーレン・メルセデス 1'46"391
2位:キミ・ライッコネン / マクラーレン・メルセデス 1'46"440
3位:ヤルノ・トゥルーリ / トヨタ 1'46"596
4位:フェルナンド・アロンソ / ルノー 1'46"760
5位:ラルフ・シューマッハー / トヨタ 1'47"401
6位:ミヒャエル・シューマッハー / フェラーリ 1'47"476
7位:フェリペ・マッサ / ザウバー・ペトロナス 1'47"867
8位:ジェンソン・バトン / BARホンダ 1'47"978
13位:ジャンカルロ・フィジケラ / ルノー 1'46"497
フィジケラは3番手のタイムをマークしたが、予選前にエンジンを交換しているために13番グリッドからの追い上げとなる。バルブ駆動システムに不安があるとのことだがアロンソのエンジンには問題はないのか。
琢磨は1つ繰り上がりの10番グリッドからの発進となる。先週のイタリアGPの折に「BARホンダは完全復活と見てよいだろう」と書いたが、これはとんだ見込み違いのようであった。チーム戦略の問題があるにしても、モンツァでのレース結果と今回の予選結果を見れば未だ課題山積であることがわかる。セッティングの幅が狭く、コースによる適・不適が大きく出てしまうのだろう。
チャンピョン争いも大詰めのシーズン第16戦、今年もまたスパ・ウェザーによる波乱があるのか。あってもなくても、F1史上最年少チャンピョンの誕生にマッタをかけるライッコネンの渾身の走りを期待しようではないか。

日々草(ニチニチソウ)よりも百日紅(サルスベリ)よりも長く1,000日間、つまり一年中咲いていると言うのは真っ赤な嘘の、千日紅(センニチコウ)。夏の間中、秋になってもず~~~っと咲き続けているのはホントです。
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ハイブリッド車開発競争
GM、ダイムラー・クライスラー、BMWの3社がハイブリッド車(電気モーターとエンジンを併用するクルマ)の駆動システムを共同開発するようだ。
究極のエコ・カーは廃棄物として水しか出さない燃料電池とモーターを用いたものであるが、水素ガスを安全に貯蔵する技術の確立と水素を供給するためのインフラ整備に時間がかかり、更にはコストの問題もあるために近未来的にはハイブリッド車に大きな期待が寄せられているわけだ。
近未来的には、と書いたけれど既に皆さんご存知のように日本や北米では多くのハイブリッド車が走っている。その代表はトヨタのプリウスでありホンダのシビック・ハイブリッドである(郷秋<Gauche>としては新しい時代のライトウエイト・スポーツのプロトタイプとしてのホンダインサイトに大いに興味あり)。
日本にいてプリウスがタクシーにまで使われるようになった現状を見ていると、既にハイブリッド車が当たり前の世の中になったのかと錯覚するが、実はトヨタ、ホンダの2社の技術が先行しているだけのことなのである。
先の3社がこれまでの企業グループの枠組みを超えての共同開発に踏み切るのは、先行している日本の2社に追いつき追い越すためである。大手の一角であるフォードは独自にハイブリッド車の開発を進めて来たが、基本部分についてトヨタの特許に抵触するためトヨタのライセンス供与を受けることになった。また日産はハイブリッドシステム自体をトヨタから供給を受けることになりそうである。
これらの動きを考えると、いかにトヨタ、ホンダのハイブリッド車技術が先行しているのかわかるだろう。ハイブリッドの技術で先行し、そのアドバンテージを燃料電池車でも受け継ぐことが出来れば、日本は新しい時代の自動車大国になることが出来るかも知れないな。ライセンス供与、システムの提供により、これまでのように単にクルマを売りまくるだけではない、知的財産・技術立国時代が到来するのか。
そう言えばVW、フィアット、プジョー・シトローエンのハイブリッド車はどうなるんだろ。VWの自社開発はあってもフィアットとプジョー・シトローエンは、ないよなぁ・・・。

例によって話題とは何の関係もない今日の1枚は、白黒。
[ 撮影:すみよしの森 ]
究極のエコ・カーは廃棄物として水しか出さない燃料電池とモーターを用いたものであるが、水素ガスを安全に貯蔵する技術の確立と水素を供給するためのインフラ整備に時間がかかり、更にはコストの問題もあるために近未来的にはハイブリッド車に大きな期待が寄せられているわけだ。
近未来的には、と書いたけれど既に皆さんご存知のように日本や北米では多くのハイブリッド車が走っている。その代表はトヨタのプリウスでありホンダのシビック・ハイブリッドである(郷秋<Gauche>としては新しい時代のライトウエイト・スポーツのプロトタイプとしてのホンダインサイトに大いに興味あり)。
日本にいてプリウスがタクシーにまで使われるようになった現状を見ていると、既にハイブリッド車が当たり前の世の中になったのかと錯覚するが、実はトヨタ、ホンダの2社の技術が先行しているだけのことなのである。
先の3社がこれまでの企業グループの枠組みを超えての共同開発に踏み切るのは、先行している日本の2社に追いつき追い越すためである。大手の一角であるフォードは独自にハイブリッド車の開発を進めて来たが、基本部分についてトヨタの特許に抵触するためトヨタのライセンス供与を受けることになった。また日産はハイブリッドシステム自体をトヨタから供給を受けることになりそうである。
これらの動きを考えると、いかにトヨタ、ホンダのハイブリッド車技術が先行しているのかわかるだろう。ハイブリッドの技術で先行し、そのアドバンテージを燃料電池車でも受け継ぐことが出来れば、日本は新しい時代の自動車大国になることが出来るかも知れないな。ライセンス供与、システムの提供により、これまでのように単にクルマを売りまくるだけではない、知的財産・技術立国時代が到来するのか。
そう言えばVW、フィアット、プジョー・シトローエンのハイブリッド車はどうなるんだろ。VWの自社開発はあってもフィアットとプジョー・シトローエンは、ないよなぁ・・・。

例によって話題とは何の関係もない今日の1枚は、白黒。
[ 撮影:すみよしの森 ]
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本というよりは、読書について
今となっては前世紀も随分と遡った頃の話しではあるが、学生時代にこんなことを言われたことがある。
「趣味は何かと聞かれても、大学生たるもの決して『読書』などと答えてはならぬ」と。大学生が本を読むのは当然のことであるから、もし「読書」と答えたいのであれば、続けて愛読書は波多野精一と和辻哲郎です、くらいの事を言わねばならぬのだと、老教授は言われた。
ようするに小説などは「読んでいる」分には入らぬという訳である。今となっては訊ねるすべもないが、当時、たとえば小説ならどのあたりまでなら大学生の読書として許される範囲なのか訊ねてみなかった事が惜しまれる。鴎外は、川端はどうだろう。三島由紀夫や遠藤周作を読む事について、果たして件の教授はなんと答えたであろうか。
老教授にとっての三島や遠藤は、いまで言えば村上春樹や吉本ばななのようなものであったのかもしれない。ならばいま、大学生が、たとえば村上春樹を読むことはどのように評価されるべきなのだろうか。
村上春樹の作品は実に現在的であり、所謂「純文学」に分類することには、一部の作品を除いては郷秋<Gauche>としては抵抗が大きい。無論、村上の作品の価値が低いと言っているわけではなく(郷秋<Gauche>は村上作品のファンであると自認している)、谷崎潤一郎賞を受賞した『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』(1985)はその構成の斬新・秀逸さをもって20世紀終盤を代表する作品といっても良いのではないかとさえ思っている。
しかし、「世界の終り~」以外の作品はと言えば、彼の実質的なデビュー作である『風の歌を聞け』(1979年)で作り上げた彼自身の世界を打破しているとは言いがたく、ただただ「村上春樹ワールド」を楽しませてくれるエンターテイメントであるとするのは言い過ぎであろうか。
文学作品の多くが、発表された時点では実にその時点での現代的な作品であるわけで、それらの作品のごく一部がその時代のとりわけ優れた作品であると認められ、更に後世に至っても読み継がれていくことになる。その時々における構成の斬新さ、時代を捕らえたストーリー、心の深淵を探る筆致など、書き手側の様々な要素とそれぞれの時代を背景とした読み手側の反応が複雑に絡み合ってその作品に対する評価が決定付けられるのであろう。
村上の作品も、ただ読んでいると言うだけではその行為が価値のあるものとは認められにくいことであろう。しかしである、趣味は読書ですと言った後に、たとえば「現代日本文学における村上春樹作品のポジショニングについて興味があります」あるいは「村上春樹の作品における『比喩』について研究しています」と言葉を続けたとすれば、趣味の一つとして言い古された「読書」という言葉の意味が、多少は違って聞えて来るかもしれない。
別に気取って言う訳ではないが、読書とは単に本を読む事ではなく、本を読むという行為を通して過去を知り今を理解し未来を予見する事であり、また、他者を知り己を知り世界の成り立ちを知る行為なのではないだろうか。単に本を読む行為は漫画本を読む行為と大差はない。無論娯楽としての読書を否定しているわけではないが、「読書」という言葉に隠された本来の意味に思いを致す時、いま少し心して読まねばならぬと自戒するこの頃の郷秋<Gauche>なのである。

世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド
村上春樹著 1985年6月15日初版発行 新潮社刊
現在は新潮文庫に収められている模様です。2度目の
ハードカバー改装版が2005年9月16日に刊行されます。
(予価:2,520円)
本稿はblog化以前の「独り言」に2003年10月27日に掲載した記事に加筆・修正したものです。
「趣味は何かと聞かれても、大学生たるもの決して『読書』などと答えてはならぬ」と。大学生が本を読むのは当然のことであるから、もし「読書」と答えたいのであれば、続けて愛読書は波多野精一と和辻哲郎です、くらいの事を言わねばならぬのだと、老教授は言われた。
ようするに小説などは「読んでいる」分には入らぬという訳である。今となっては訊ねるすべもないが、当時、たとえば小説ならどのあたりまでなら大学生の読書として許される範囲なのか訊ねてみなかった事が惜しまれる。鴎外は、川端はどうだろう。三島由紀夫や遠藤周作を読む事について、果たして件の教授はなんと答えたであろうか。
老教授にとっての三島や遠藤は、いまで言えば村上春樹や吉本ばななのようなものであったのかもしれない。ならばいま、大学生が、たとえば村上春樹を読むことはどのように評価されるべきなのだろうか。
村上春樹の作品は実に現在的であり、所謂「純文学」に分類することには、一部の作品を除いては郷秋<Gauche>としては抵抗が大きい。無論、村上の作品の価値が低いと言っているわけではなく(郷秋<Gauche>は村上作品のファンであると自認している)、谷崎潤一郎賞を受賞した『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』(1985)はその構成の斬新・秀逸さをもって20世紀終盤を代表する作品といっても良いのではないかとさえ思っている。
しかし、「世界の終り~」以外の作品はと言えば、彼の実質的なデビュー作である『風の歌を聞け』(1979年)で作り上げた彼自身の世界を打破しているとは言いがたく、ただただ「村上春樹ワールド」を楽しませてくれるエンターテイメントであるとするのは言い過ぎであろうか。
文学作品の多くが、発表された時点では実にその時点での現代的な作品であるわけで、それらの作品のごく一部がその時代のとりわけ優れた作品であると認められ、更に後世に至っても読み継がれていくことになる。その時々における構成の斬新さ、時代を捕らえたストーリー、心の深淵を探る筆致など、書き手側の様々な要素とそれぞれの時代を背景とした読み手側の反応が複雑に絡み合ってその作品に対する評価が決定付けられるのであろう。
村上の作品も、ただ読んでいると言うだけではその行為が価値のあるものとは認められにくいことであろう。しかしである、趣味は読書ですと言った後に、たとえば「現代日本文学における村上春樹作品のポジショニングについて興味があります」あるいは「村上春樹の作品における『比喩』について研究しています」と言葉を続けたとすれば、趣味の一つとして言い古された「読書」という言葉の意味が、多少は違って聞えて来るかもしれない。
別に気取って言う訳ではないが、読書とは単に本を読む事ではなく、本を読むという行為を通して過去を知り今を理解し未来を予見する事であり、また、他者を知り己を知り世界の成り立ちを知る行為なのではないだろうか。単に本を読む行為は漫画本を読む行為と大差はない。無論娯楽としての読書を否定しているわけではないが、「読書」という言葉に隠された本来の意味に思いを致す時、いま少し心して読まねばならぬと自戒するこの頃の郷秋<Gauche>なのである。

世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド
村上春樹著 1985年6月15日初版発行 新潮社刊
現在は新潮文庫に収められている模様です。2度目の
ハードカバー改装版が2005年9月16日に刊行されます。
(予価:2,520円)
本稿はblog化以前の「独り言」に2003年10月27日に掲載した記事に加筆・修正したものです。
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F1 第15戦イタリアGPを振り返る
一昨日に書いたことが現実になってしまった。
一昨日には「アロンソに波乱でも起こらなければ」と書いたけれど、波乱が起こったのはライッコネンの方にであった。ライッコネンにとっての2005年はまさに波乱万丈のシーズンとなってしまった。
勿論彼はこれまでと同様、残り4戦すべてにおいて勝つつもりで走り続けることであろうが、かつてのミヒャエルがそうであったように、アロンソがアクシデントにより残りレースの欠場を余儀なくされるようなことがない限り、10月16日にはF1史上最年少のチャンピョンが誕生することになるだろう。
<イタリアGP決勝レースの結果>
1位:ファン-パブロ・モントーヤ / マクラーレン・メルセデス / 予選1位
2位:フェルナンド・アロンソ / ルノー / 予選2位
3位:ジャンカルロ・フィジケラ / ルノー / 予選8位
4位:キミ・ライッコネン / マクラーレン・メルセデス / 予選11位
5位:ヤルノ・トゥルーリ / トヨタ / 予選5位
6位:ラルフ・シューマッハ / トヨタ / 予選9位
7位:アンソニー・ピッツォニア / ウイリアムズBMW / 予選16位
8位:ジェンソン・バトン / BARホンダ / 予選3位
モントーヤは終盤タイヤトラブルを抱えながらもそれまでに築いたマージンを上手く使ってポール to フィニッシュ。いつのまにやら随分とクレバーな走りをするようになったものだ。
ルノー。いっときにあったマクラーレンとのパフォーマンスの差を随分と詰めてきている印象を受けた。信頼性をベースに速さを身につけて来たルノーに対して、速さはあるものの未だに信頼性に関しては疑問符が付くマクラーレンと言う図式か。予選8位から気がつけば表彰台ゲットのフィジケラは母国GPでターボが効いたか。隠れファンの郷秋<Gauche>としては嬉しいぞ。フィジコ、おめでとう!
ライッコネンについては書くまい。来年こそはキミがチャンピョンだ。
ウイリアムズの3rdドライバー、アンソニー・ピッツォニアはそのチャンスを存分に生かして存在をアピール。いったいいつの間にポイント圏内まで漕ぎ着けたのかブラウン管の上では知ることは出来なかったが、2006年シーズンのレースドライバーとしてのシートが少し近づいたことは確実だろう。
さて、BARホンダだ。チーム戦略・戦術の下手さ加減を惜しげもなく披露するレースとなったな。何とも噛み合わないシーズンの噛み合わないレースであった。果たしで次戦に期待してよいものやら・・・。
いつものようにレース中のラップタイムも確認しておこう。
1位:キミ・ライッコネン/マクラーレン・メルセデス 1'21.504
2位: ファン-パブロ・モントーヤ / マクラーレン・メルセデス 1'21.828
3位:フェルナンド・アロンソ/ルノー 1'22.146
4位:ジャン-カルロ・フィジケラ/ルノー 1'22.587
5位:ヤルノ・トゥルーリ/トヨタ 1'22.831
6位:アンソニー・ピッツォ二ア / ウイリアムズBMW 1'22.870
7位:マーク・ウェバー / ウイリアムズBMW 1'22.935
8位:ラルフ・シューマッハ / トヨタ1'23.076
これ以降はバトンが9位、琢磨が10位、ミヒャエルは辛うじてレッドブルのクリスチャン・クリエンの前の13位だ。なお、ライッコネンが記録した370.1km/hの最高速はGP新記録、また44年振りだという出走20台すべてがフィニッシュの珍記録?も書き記しておいた方が良いだろう。
さて、次戦はスパ・フランコルシャン。郷秋<Gauche>の好きなサーキットだ。ライッコネンとアロンソの一騎打ち、GP史上に残る名勝負を期待しよう。

今日の1枚は、夏の間中庭先を彩ってくれるベゴニア。
一昨日には「アロンソに波乱でも起こらなければ」と書いたけれど、波乱が起こったのはライッコネンの方にであった。ライッコネンにとっての2005年はまさに波乱万丈のシーズンとなってしまった。
勿論彼はこれまでと同様、残り4戦すべてにおいて勝つつもりで走り続けることであろうが、かつてのミヒャエルがそうであったように、アロンソがアクシデントにより残りレースの欠場を余儀なくされるようなことがない限り、10月16日にはF1史上最年少のチャンピョンが誕生することになるだろう。
<イタリアGP決勝レースの結果>
1位:ファン-パブロ・モントーヤ / マクラーレン・メルセデス / 予選1位
2位:フェルナンド・アロンソ / ルノー / 予選2位
3位:ジャンカルロ・フィジケラ / ルノー / 予選8位
4位:キミ・ライッコネン / マクラーレン・メルセデス / 予選11位
5位:ヤルノ・トゥルーリ / トヨタ / 予選5位
6位:ラルフ・シューマッハ / トヨタ / 予選9位
7位:アンソニー・ピッツォニア / ウイリアムズBMW / 予選16位
8位:ジェンソン・バトン / BARホンダ / 予選3位
モントーヤは終盤タイヤトラブルを抱えながらもそれまでに築いたマージンを上手く使ってポール to フィニッシュ。いつのまにやら随分とクレバーな走りをするようになったものだ。
ルノー。いっときにあったマクラーレンとのパフォーマンスの差を随分と詰めてきている印象を受けた。信頼性をベースに速さを身につけて来たルノーに対して、速さはあるものの未だに信頼性に関しては疑問符が付くマクラーレンと言う図式か。予選8位から気がつけば表彰台ゲットのフィジケラは母国GPでターボが効いたか。隠れファンの郷秋<Gauche>としては嬉しいぞ。フィジコ、おめでとう!
ライッコネンについては書くまい。来年こそはキミがチャンピョンだ。
ウイリアムズの3rdドライバー、アンソニー・ピッツォニアはそのチャンスを存分に生かして存在をアピール。いったいいつの間にポイント圏内まで漕ぎ着けたのかブラウン管の上では知ることは出来なかったが、2006年シーズンのレースドライバーとしてのシートが少し近づいたことは確実だろう。
さて、BARホンダだ。チーム戦略・戦術の下手さ加減を惜しげもなく披露するレースとなったな。何とも噛み合わないシーズンの噛み合わないレースであった。果たしで次戦に期待してよいものやら・・・。
いつものようにレース中のラップタイムも確認しておこう。
1位:キミ・ライッコネン/マクラーレン・メルセデス 1'21.504
2位: ファン-パブロ・モントーヤ / マクラーレン・メルセデス 1'21.828
3位:フェルナンド・アロンソ/ルノー 1'22.146
4位:ジャン-カルロ・フィジケラ/ルノー 1'22.587
5位:ヤルノ・トゥルーリ/トヨタ 1'22.831
6位:アンソニー・ピッツォ二ア / ウイリアムズBMW 1'22.870
7位:マーク・ウェバー / ウイリアムズBMW 1'22.935
8位:ラルフ・シューマッハ / トヨタ1'23.076
これ以降はバトンが9位、琢磨が10位、ミヒャエルは辛うじてレッドブルのクリスチャン・クリエンの前の13位だ。なお、ライッコネンが記録した370.1km/hの最高速はGP新記録、また44年振りだという出走20台すべてがフィニッシュの珍記録?も書き記しておいた方が良いだろう。
さて、次戦はスパ・フランコルシャン。郷秋<Gauche>の好きなサーキットだ。ライッコネンとアロンソの一騎打ち、GP史上に残る名勝負を期待しよう。

今日の1枚は、夏の間中庭先を彩ってくれるベゴニア。
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F1 第15戦イタリアGP予選終了
19戦中屈指の高速コースを持つモンッアでのレースが始まった。結果は書くまでもなく、私のblogをご覧の方なら先刻ご存知のはず。
何とまぁ、信頼性を取り戻したかに見えたライッコネンのメルセデスエンジンにまたまたトラブル発生。渾身のアタックで宿敵アロンソに対してコンマ5秒の差をつけ唯一20秒台に入れるも10位降番、11番手からのスタートとなる。
アロンソが明日の本戦でトラブル、アクシデントなどでノーポイントに終わるような波乱でもなければライッコネンの今年のチャンピョン奪取の可能性はなくなったと考えざるを得ないところに来たな。決勝では見ごたえのあるレースで楽しませてはくれるだろうけれど、残念。
<イタリアGP予選結果>
1位:ファン-パブロ・モントーヤ / マクラーレン・メルセデス 1'21"054
2位:フェルナンド・アロンソ / ルノー 1'21"319
3位:ジェンソン・バトン / BARホンダ 1'21"369
4位:佐藤琢磨 / BARホンダ 1'21"477
5位:ヤルノ・トゥルーリ / トヨタ 1'21"640
6位:ミヒャエル・シューマッハー / フェラーリ 1'21"721
7位:ルーベンス・バリチェロ / フェラーリ 1'21"962
8位:ジャンカルロ・フィジケラ / ルノー 1'22"068
11位:キミ・ライッコネン / マクラーレン・メルセデス 1'20"878
BARホンダは完全復活と見てよいだろう。琢磨のミッションは本人こそが一番良くわかっているはずだが、勿論ゴールまでスタートのポジションを死守すること。おかしなボタンを押したりするんじゃないぞ。
浮き沈みの激しいウイリアムズはまたしても、だ。フィジケラは結局波に乗れないままシーズン終了となりそうだ。来年のシートが心配だ。フェラーリは何とかポイント圏内に入れる程のセッティングに漕ぎ着けたようだ。レース後、無事にサーキットを後にすることが出来る程度の結果を残せることを祈っておこう。

さて、今日の1枚は三浦半島の早朝の空を飛ぶグライダー。とは言っても人は乗れないラジオコントロールのもの。しばらく見ていましたが、なかなか面白そうです。
何とまぁ、信頼性を取り戻したかに見えたライッコネンのメルセデスエンジンにまたまたトラブル発生。渾身のアタックで宿敵アロンソに対してコンマ5秒の差をつけ唯一20秒台に入れるも10位降番、11番手からのスタートとなる。
アロンソが明日の本戦でトラブル、アクシデントなどでノーポイントに終わるような波乱でもなければライッコネンの今年のチャンピョン奪取の可能性はなくなったと考えざるを得ないところに来たな。決勝では見ごたえのあるレースで楽しませてはくれるだろうけれど、残念。
<イタリアGP予選結果>
1位:ファン-パブロ・モントーヤ / マクラーレン・メルセデス 1'21"054
2位:フェルナンド・アロンソ / ルノー 1'21"319
3位:ジェンソン・バトン / BARホンダ 1'21"369
4位:佐藤琢磨 / BARホンダ 1'21"477
5位:ヤルノ・トゥルーリ / トヨタ 1'21"640
6位:ミヒャエル・シューマッハー / フェラーリ 1'21"721
7位:ルーベンス・バリチェロ / フェラーリ 1'21"962
8位:ジャンカルロ・フィジケラ / ルノー 1'22"068
11位:キミ・ライッコネン / マクラーレン・メルセデス 1'20"878
BARホンダは完全復活と見てよいだろう。琢磨のミッションは本人こそが一番良くわかっているはずだが、勿論ゴールまでスタートのポジションを死守すること。おかしなボタンを押したりするんじゃないぞ。
浮き沈みの激しいウイリアムズはまたしても、だ。フィジケラは結局波に乗れないままシーズン終了となりそうだ。来年のシートが心配だ。フェラーリは何とかポイント圏内に入れる程のセッティングに漕ぎ着けたようだ。レース後、無事にサーキットを後にすることが出来る程度の結果を残せることを祈っておこう。

さて、今日の1枚は三浦半島の早朝の空を飛ぶグライダー。とは言っても人は乗れないラジオコントロールのもの。しばらく見ていましたが、なかなか面白そうです。
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なかなかイイ所でした

今日から2泊3日の出張に来ています。出張とは言っても中身は研修で、三浦半島の先端に近い山の頂上にある研修施設におります。どんな山の中か思って来ましたがなかなか良いところでした。宿泊する部屋が何故かツインのシングルユースだったりしてチョイVIP待遇(^^)。
PHSでInternetに接続していますが「放題」ではないので皆さんから頂いているコメントやTBへのRe:は帰宅後となりますことをお許しください。ではでは、また。
今日の写真は宿泊している研修施設近くの公園での1枚です。
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